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2017.05.30

あのヒット商品のPRを徹底解剖 Apple Watch

多くのAppleファンが待ち望んでいた、Apple製のスマートウォッチApple Watchですが、スティーブジョブス亡き後、Appleはどのような広告戦略を取っているのでしょうか。ここでは、Apple Watchの商品PRについてご紹介します。



目次

1 Apple Watchとはなにか

2 Apple Watchの広告戦略

3 Apple Watchのコマーシャル動画

4 インフルエンサーによる拡散

5 まとめ




1 Apple Watchとはなにか

Apple Watchは、2015年にAppleから発売された、スマートウォッチと呼ばれるウエアラブルコンピューターです。スマートウォッチはApple Watch発売以前にも、いくつかの製品がありました。しかし、スティーブジョブス亡き後の、Appleの初めての新製品ということもあり、その広告戦略と共に話題になりました。




2 Apple Watchの広告戦略

Apple Special Event。 2015年3月9日。
https://www.apple.com/jp/apple-events/2015-mar-event/
Appleは年に一回、スペシャルイベントと称した製品紹介のイベントを行います。日本では時差のために深夜に行われることの多いAppleスペシャルイベントですが、多くのAppleファンやメディア記者、ブロガーなどが徹夜してまでこのイベントを視聴します。かつてはスティーブジョブスの行っていた伝統的プレゼンテーションですが、ジョブス亡き今も、サプライズを演出するプレゼンテーションスタイルは受け継がれています。

Apple Watchギャラリー
https://www.apple.com/jp/watch/interactive-gallery/
Appleの公式サイトにある、Apple Watchインタラクティブギャラリーでは、全てのモデルのApple Watchが掲載されています。複数あるケースとバンドと文字盤から自分の好みのスタイルのApple Watchを作り、それをTwitterやFacebookなどのSNSで共有できるという仕様になっています。自分のセンスを人と共有したいという願望を叶え、かつ拡散効果を見込める商品PRです。




3 Apple Watchのコマーシャル動画

Close Your Rings

Apple Watchのテレビコマーシャルです。Appleではよく見られるスタイルの動画で、製品に関する説明がほとんどありません。躍動感のある女性の動きと音楽、キャッチコピーは「リングを完成させよう」という、意味の伝わりにくいものです。製品の情報を明らかにしないティザースタイルの広告戦略で、興味を持ったユーザー自らが、情報を求めにサイトにアクセスすることを見込んでいます。

Apple Watch Series 2 — Go Time

Apple Watchのメインターゲットは、ジョギングやスイミングなどのアクティビティを積極的に行なう人、または行いたいと思っている人です。スマートフォンを持つことができないケースでも、Apple Watchはユーザーの運動量をトラッキングし記録してくれます。メインターゲットを絞った、スポーティーな動画広告となっています。

Apple Watch Series 2 - 鮮やかに生きよう – Apple

一般的なテレビコマーシャルより少し長めの、45秒の動画広告です。45秒という尺がありながら、ここでもAppleは商品についての解説をほとんどしていません。「製品がどういうものか」「どのような機能が素晴らしいのか」ということを訴えるのではなく、Appleはその広告で常に「生活スタイルの提案」をしているのです。

アースデイ2017 — なぜAppleは自ら汗を開発したのか? — Apple

こちらはAppleの広告の中では少し珍しい、製品開発についてのアニメーション動画です。Apple Watchの研究開発のために、人工の汗を作ったという、涙ぐましい努力が解説されています。このアースデイ2017シリーズには数種類の動画があり、どれもAppleの研究や理念についてをコミカルに解説しています。




4 インフルエンサーによる拡散

アップルウォッチGET!Apple Watch ブラックレザー ステンレススチールバックル!

人気ユーチューバーヒカキン氏による、Apple Watch開封動画です。Apple製品のファンは、発売前から新製品の情報にアンテナを貼り、発売後はできるだけ早く購入するといったスタイルの人が多いようです。Apple Watchも同様でした。YouTubeでは「開封動画」と呼ばれるジャンルの動画が人気を集めています。新製品のデジタルガジェットやおもちゃなどを購入し、箱を開けるところを撮影した動画は、視聴者に購入時の高揚感を体験させ、購買意欲の上昇に繋がります。




5 まとめ

Apple Watchはまだ、iPhoneほどの普及率はありませんが、身に着けている人を目にすることが少しずつ増えてきました。現在は一部の熱狂的なAppleファンや、インフルエンサー、アーリーアダプターのツールという印象です。今後、廉価版のモデルも増えアプリケーションも増えてくれば、スマートフォンのように誰もがスマートウォッチを身に着けているという時代がくるのかも知れません。

2017.05.29

あのヒット商品のPRを徹底解剖 iPhone

職場や学校などで、必ずだれかが持っているほど普及したApple社のiPhoneですが、ここまでヒットするのにどのようなPRを行ったのでしょうか。ここではiPhoneの広告戦略と、宣伝動画をご紹介します。



目次

1 Appleのヒット商品iPhone

2 Apple公式によるPR

3 携帯電話各社によるPR

4 新機能のPRとインフルエンサーによる拡散

5 まとめ




1 Appleのヒット商品iPhone

iPhoneは現在、Appleの主力商品と言えるでしょう。現在でこそ、全面ディスプレイのスマートフォンは珍しいものではありませんが、iPhoneの販売当時、前面にはホームボタンが一つしか無い携帯電話というのは、とても斬新な商品でした。2007年に発売された初代iPhoneは爆発的にヒットし、世界中のユーザーが自国での発売を待ち望みました。
日本で発売されたのは、一年半ほど後の2008年になります。初代iPhoneは日本では発売されず、iPhone3Gからの販売となりましたが、ソフトバンクストアには行列ができ、入手困難になるほどの人気でした。
AppleのPR戦略は、MacやiPhoneなど全ての商品に共通しています。iPhoneの広告から伝えられるのは徹底したイメージ戦略と、新しい生活スタイルの提案です。Appleは製品を通して「あなたはこんな生活をしたいはず。Appleの製品ならそれが可能です」と行ったニュアンスを訴えてきます。
もちろん、iPhoneはこれまでの携帯電話とは全く違うものでした。しかし、新しく搭載された機能が他社には既にあったものでも、Appleはその商品PRの中で「ユーザーの新しい生活」をイメージさせるのです。それがAppleの広告戦略の巧みなところでしょう。




2 Apple公式によるPR

iPhone 7を紹介します

AppleJAPANによるiPhone7の動画広告です。新機能の中でも特に、カメラの画質性能について強く宣伝をしているのがわかります。iPhone7で今までと一番変わった部分は防水機能だと思われるのですが、その宣伝よりもカメラの性能を告知することを重要視しています。「iPhoneでなにができるか」ではなく「あなたは美しい写真を撮りたい、iPhoneならそれができます」という、Appleの広告スタイルを常に守っているのです。

iPhone 7 – ステッカーファイト – Apple

iPhone7のメッセンジャーで「ステッカー」と呼ばれるアイコンが使えるというコマーシャルです。ステッカーはiTunesストアで購入することができ、LINEスタンプや、Facebookのスタンプなど、既存に似たものがあるシステムですが、新しさと斬新さを巧みに感じさせるのが、Appleの広告戦略です。




3 携帯電話各社によるPR

iPhone&iPad「卓造の旅立ち」篇1

iPhone&iPad「卓造の旅立ち」篇2

ドコモ版のiPhoneのテレビコマーシャルです。出演俳優に角野卓造氏を起用していることからもわかるように、中高年世代、シニア世代をターゲットにしています。なんとなく難しそうに思えるスマートフォンを、自分で使えそうだと思わせてくれる広告となっています。

TVCM │ au「愛の結晶」篇

au版のiPhoneのテレビコマーシャルです。auのテレビコマーシャルの人気シリーズの桃太郎を起用し、期待感を持たせる宣伝動画となっています。製品に関しての情報量は少なめで「iPhoneが発売される」という告知のみに重点が置かれています。

ソフトバンク cm ApplePay アップルペイ iPhone シン・ゴジラ 白戸家

iPhoneで電子マネーの支払いができる、ApplePayを紹介したソフトバンクのテレビコマーシャルです。人気映画シン・ゴジラと、おなじみの白戸家の人々がコラボレーションした広告となっています。




4 新機能のPRとインフルエンサーによる拡散

【CM】Apple PayのSuica「改札」篇(30秒)

こちらもApplePayのコマーシャルですが、JR東日本公式の広告となっています。ApplePayでSuicaが使用できるようになったこと、iPhoneで自動改札を通れるようになったことを告知する目的の動画です。Androidは以前からSuicaなどの電子マネーに対応している端末がありましたが、iPhoneはApplePayの登場により初めて電子マネー対応となりました。

iPhone7ジェットブラック開封後、即水没!

Appleが公式からの情報提供を絞ることにより、各メディアはiPhoneの情報をより多く公開しようとします。iPhoneの情報を求めて人々は検索し、ブログやニュースサイト、動画投稿サイトのPVを上げることができるからです。結果的に、Apple公式以外のメディアが無償で宣伝に協力してくれる形になります。
ユーチューバーなどのインフルエンサーは、新製品が出る度に自費でアップル製品を入手し、製品のレビューをします。それがAppleにとってもインフルエンサーにとっても、どちらもメリットのある行為なのです。




5 まとめ

iPhoneは間違いなく革新的な携帯電話でしたが、初代iPhoneから完成度が高く、以降の新モデルではそこまで革新的なイノベーションは少なかったのかも知れません。それでもAppleは常に「新しいiPhone」をPRしてきました。新モデルが出るたびに買い換える熱心なファンの存在や、製品を紹介するメディアの応援も、Appleの広告戦略に組み込まれていると言えるでしょう。

2017.05.28

あのヒット商品のPRを徹底解剖 iPod

音楽の視聴スタイルを変えたと言われるほどの人気商品iPodですが、商品のヒットには動画広告によるイメージ戦略が大きく貢献しています。ここではiPodが担ってきた役割と、動画実例をご紹介します。



目次

1 iPodが培ってきたもの

2 Apple公式によるPR

3 インフルエンサーによる比較レビュー

4 ミュージックプレイヤーにおける広告戦略

5 まとめ




1 iPodが培ってきたもの

iPhoneやApple Watchの登場で、新モデルの発売が少なくなってきたAppleのミュージックプレイヤーiPodですが、発売当初はとても革新的な製品でした。iPodがあったからこそiPhoneが誕生したと言っても過言ではないでしょう。iPhoneは携帯電話に音楽プレイヤーやミニアプリケーションの機能を追加したものとして発売されました。現在ではiPhoneを持っていれば、iPod touchとほぼ同じ機能が使えます。
現在Appleで販売されているiPodは、iPod touch、iPod nano、iPod shuffleの三種類です。iPhoneを持っている人にiPod touchは必要ないかも知れませんが、iPhoneの代替品としてiPod touchを持つ人もいます。また、より軽く安価な音楽プレイヤーとしてiPod nanoやiPod shuffleを購入する人もいます。しかし、それらの機能は今後Apple Watchに集約されていくのかも知れません。




2 Apple公式によるPR

2001年、初代iPodが発売されると世界中で話題になりました。MDプレイヤー、MP3プレイヤーなどの携帯型音楽プレイヤーはそれまでにも存在していたのですが、AppleのiPodは従来の音楽プレイヤーとは異なる特徴を打ち出し、広告戦略に成功しました。製品の特徴としては、クリックホイールと呼ばれる、円形の大きな操作ボタンがあり、片手で直感的な操作をすることが可能でした。また、大容量でMacにつなぐことにより外付けHDDとしても使用することができました。


Apple - iPod + iTunes (Jet - Are you Gonna Be My Girl) Ad

日本でも話題になったiPodのシルエットコマーシャルです。シルエットの男女が音楽に合わせて踊る、カラフルでポップなテレビコマーシャルはiPodの知名度を上げ、より身近なものとしました。製品も初期の頃と比べて安価になり、iPodを持つユーザーが増えてきました。この動画はとても人気だったために、当時はテレビのバラエティ番組などでパロディ動画になりました。

Apple - 1st gen iPod nano Ad - HD

第一世代iPod nanoのコマーシャルです。Appleのコマーシャルはその多くが、機能や製品の特徴について詳しく紹介をしません。この動画でも「1000曲」という言葉と「小さい」という言葉だけしか表示されません。イメージ戦略を大切にし、公開する情報を絞り、興味を持たせるのがAppleの主流の広告スタイルです。




3 インフルエンサーによる比較レビュー

新型iPod touchとiPod nanoどっちがいいの?比較レビューしてみました

人気ユーチューバーのカズさんによるiPodのレビュー動画です。Appleでは新製品が出るたびに、多くのメディアやインフルエンサーが特集を組んで情報を提供してくれます。公式からの公開情報を厳選してあえて少なくすることより、多くのメディアがPRをしてくれるという効果的な循環を生んでいます。




4 ミュージックプレイヤーにおける広告戦略

新しく生まれ変わった Apple Music

iPodの製品普及の担い手となったもう一つのイノベーションが、iTunesです。iTunes登場以前にも、音楽を取り込むMP3ソフトウエアなどはありましたが、一部のパソコンに詳しい人々のみが利用している印象でした。iPodとiTunesの登場は、CDをプレイヤーに取り込むという操作にストレスをなくし、オンラインストアでの楽曲購入の動線も作りました。
また、Appleは新しく定額制の音楽配信サービスApple Musicを開始しました。定額制の動画配信サイトHuluやNetflix、音楽配信サイトSpotifyなどの成功が既にあり、市場は熟しているために、大きな収益が見込めると思われます。Apple MusicはiTunesと連携しており、iTunesの利用者にサンプルを提供しApple Musicへの加入が促されるという、シームレスな広告戦略を取っています。




5 まとめ

iPhoneの普及とApple Watchのに登場により、利用機会の少なくなってきたiPodですが、これまでAppleの主力商品としてそのブランドイメージを培ってきました。身近に音楽のある生活スタイルを提案する、というAppleの広告戦略は大成功し、iPodをヒット商品たらしめ、そこからiPhoneの開発と普及につながりました。今度はその役割がApple Watchに集約されていくのかも知れませんが、iPodはAppleのイノベーションの歴史において、非常に重要な製品だと言えるでしょう。

2017.05.27

思わず笑ってしまう動画広告10選

インターネットのSNSなどで、「笑える動画」「爆笑動画」などの、動画コンテンツが頻繁に共有されています。中には動画広告やコマーシャルもありますが、視聴者は広告と理解した上で、拡散に協力してくれる場合もあるのです。ここでは、思わず笑ってしまう動画広告の成功事例について紹介します。



目次

1 笑いの持つ効果

2 笑える動画のポイント

3 思わず笑ってしまう動画広告10選

4 まとめ




1 笑いの持つ効果

「おもしろ動画」「笑える動画」などの、ユニークな動画がインターネット上で人気を呼んでいます。笑えるユニークな動画広告の一番のメリットは、なんといってもその拡散力です。人は、泣けた、笑えた、などの感情を揺さぶられたとき、その感情を人と共有したくなるという性質を持っています。つまり、笑える動画を鑑賞したときに、SNS上で共有、拡散し、友人にも同じように笑って欲しいと思うのです。感情を揺さぶる動画広告は、拡散力が高く宣伝効果も高いと言えるでしょう。




2 笑える動画のポイント

かつての日本では落語のように、話を積み重ね、伏線を張り、最後のオチで笑わせる、といった笑いが主流でした。しかし現代においては、一発ギャグや、あるあるネタなど、ごく短い時間で笑わせる動画に人気があるようです。現代人は忙しく、また消費できるコンテンツも過剰にあるために、よほど好きな芸人でもなければオチまで待たずに視聴を中止してしまう可能性があります。




3 思わず笑ってしまう動画広告10選

インターネットで話題になったもの、まだ話題になっていないもの、話題になったものの続編などを含めた、思わず笑ってしまう動画広告の成功事例を集めました。笑いといっても、様々なタイプの笑わせ方が見て取れます。


銀のさら公式CM【オーディション篇(75秒)】

オーディション会場で突然指名された女性、最初は自信なさげですが、迫力のダンスを見せつけて見事に「仕入れ」られてしまいます。銀のさらの広告はどれも笑える秀逸な動画ばかりですが、こちらも最後まで展開が読めない、秀逸なオチのコマーシャルです。

「HOT HOLIDAYS!」~大阪杯編~

競馬初心者の若者たちが、競馬場に訪れる「HOT HOLIDAYS!」シリーズの二作目の動画です。競馬場の質問に、こんなことも知らないのかとつい笑ってしまいますが、なにも知識がなくても競馬を楽しむことができそうだと思わせる、新規ユーザー獲得のためのよくできた動画です。

メルカリ17年冬CM_ 【サヨナラ青春】30秒

スマートフォンでいろいろなものを販売できるフリマアプリ、メルカリの動画広告です。思い出の品をさくっと売ってしまう高校球児のドライさが笑いを誘います。笑えるだけでなく、ほんの少しの時間で不用品を販売できるというメルカリのメリットをきちんと表現した、わかりやすいコマーシャルとなっています。

カップヌードルナイスCM 「冒険のおわり 篇」30秒

日清食品の新製品「カップヌードルナイス」の動画広告です。脂質と糖質を控えた、低カロリーの商品で「罪悪感ないス!」がキャッチコピーになっています。ゲーム、ドラゴンクエストを思わせるキャラクターの、罪悪感のない様子についくすりと笑ってしまいます。

ドミノ・ピザ TVCM | 1枚割 「お持ち帰りしたい」篇

ドミノ・ピザは持ち帰りで利用すると二枚目が無料になるというサービスがあるのですが、「二枚目」「持ち帰り」というキーワードを上手に使ったユニークな動画広告です。こちらは男性バージョンなのですが、女性が「二枚目お持ち帰りしたーい」と切実に訴える、女性バージョンもあります。伝えたいキーワードを記憶に植え付けるコマーシャルです。

のどごし〈生〉 「どっちのおかげだ?」篇 30秒 キリンビール / KIRIN BEER 

いつにもまして仕事をがんばったおかげか、いつもよりものどごし生がおいしく感じられるというストーリーですが、実は商品もリニューアルしておいしくなっていた、というオチの動画です。くすりと笑わせて、かつ商品のリニューアルという情報を伝えるコマーシャルです。

クラフトボス『新しい風・誰もいない』篇 30秒 堺雅人 杉咲花 成田凌 小澤慎一朗 ゆりやんレトリィバァ トミー・リー・ジョーンズ サントリー CM

缶コーヒーでメジャーなボスですが、新製品にペットボトルのボスが販売されました。ボスに新しい風が吹いた、というイメージを感じさせる広告です。新しい時代の新しい働き方にとまどう、上司の姿に思わず笑ってしまいます。

【グランブルーファンタジー】CM  「1000万円のパジャマ」篇

スマートフォンゲーム「グランブルーファンタジー」の三周年記念大感謝祭の企画コマーシャルです。懸賞で1000万円相当の商品が当たるという動画なのですが、いくつかのバージョンがあります。「1000万円のマッサージ」「1000万円の熱海旅行」など極端な商品ばかりで、コマーシャル用にユーモラスにしてあるだけなのかと思わせますが、実は実際の景品も動画と同じもののようで驚いてしまいます。YouTubeの概要欄に、キャンペーンページへのリンクが貼ってあります。

【吉野家】テイクアウト編 full ver.

「スーパーサラリーマン左江内氏」や「勇者ヨシヒコシリーズ」で人気の福田雄一監督による、吉野家のスペシャルムービーです。牛丼の持ち帰りを購入し、どんな障害や誘惑があってもまっすぐに帰宅するという、シンプルなストーリーの動画ですが、その面白さについ最後まで見てしまいます。ウェブ限定公開の、少し長めの動画です。

INSTANT BUZZ | 侍ドローン猫アイドル神業ピタゴラ閲覧注意爆速すぎる女子高生 (Nissin Chikin Ramen)

2014年に大流行したCCレモンのコマーシャルにそっくりな始まり方の動画で、一瞬「パクリかな?」と思ってしまうのですが、その後もどこかで見たことがあるようなネタが盛りだくさん。実は、インターネット話題になったいくつもの動画をオマージュした、とてもユニークな動画広告なのです。バズる要素を詰め込めるだけ詰め込んだ会心作、元ネタが分からない方は動画上の字幕アイコンをクリックすると、元ネタの解説が表示されるようになっています。




4 まとめ

視聴者の感情を揺さぶり爆発的な拡散が期待できる、笑える動画広告ですが、シナリオ作りが重要になってきます。視聴者に不快感を与える笑いは逆宣伝になってしまう場合もありますので、慎重かつユニークな動画制作を行うことが必要です。うまくヒットすれば、多大な宣伝効果が期待できることでしょう。

2017.05.22

感動してしまう動画広告10選

動画広告やテレビコマーシャルなどで感動をすると、視聴者はその感情を誰かと共有したくなります。その時、人間の脳はどのような働きをしているのでしょうか。ここでは、感動してしまう動画広告の成功事例について紹介します。



目次

1 感情を揺さぶる動画の効果

2 動画広告のトレンド

3 感動してしまう動画広告10選

4 まとめ




1 感情を揺さぶる動画の効果

テレビのコマーシャルや企業広告、メッセージビデオなど、人々の感動を呼ぶ動画は、古くから根強い人気があります。映画やドラマなどのストーリーでは、感情に訴えかける映像が必要ですが、広告に感動は必要なのでしょうか。感情を強く揺さぶられたとき、脳内では神経伝達物質のドーパミンが放出され、大脳皮質をはじめ脳の広い領域の活動が強くなると言われています。脳の報酬系のシステムが作動し、記憶も活性化するのです。そのため、広告においても、感情を揺さぶることにより高い宣伝効果が望める可能性があります。




2 動画広告のトレンド

これまでの動画広告はテレビコマーシャルが主流でした。テレビコマーシャルでは15秒、30秒といった短い時間の動画が中心です。しかし、近年インターネットでの企業広告が普及し、より長い動画を制作、リリースすることが容易になりました。尺の長い動画広告ではストーリ性を全面に打ち出すことが可能です。ネット動画の普及により、感動的な動画広告が増えてきたという要因もあるのです。




3 感動してしまう動画広告10選

ここでは、感動してしまう動画広告の事例を紹介します。感動といっても、それぞれの動画に多様なメッセージがこめられていることが見てとれるでしょう。


2017年1月 おうちCO-OPのCM ママ割 30秒版

生活協同組合ユーコープの動画広告です。実際の組合員の日常を撮影した動画で、母親の日々の大変さが伝わってきます。思い通りにいかない日々でも、なんだか幸せだというメッセージの込められた、しみじみとした感動を得られるコマーシャルとなっています。

東京ガスCM 「家族の絆 やめてよ」篇(90秒)

もうすぐ嫁いでしまう娘の、父に対する複雑な心境を丁寧に描いた、東京ガスのCMです。最後の父親の言葉に思わず涙してしまいます。東京ガスの動画広告は他にもシリーズがあり、どれも「家族の絆」をテーマとしています。

【TVCM】故郷2016篇

青春時代の鬱屈を切なく描いた、大和ハウスグループのコマーシャルです。逃げだしたいと思ってしまう地元こそが、本当は楽園であるというメッセージを伝えています。大人になり、故郷をあとにするまで、そのことに気づくことは難しいものです。

dTV「ふたりをつなぐ物語」篇 60秒

映画やドラマなどが見放題になる「dTV」というサービスの動画広告です。宇宙で働く彼女と地上で働く彼氏の、超遠距離恋愛を描いたムービーなのですが、離れた場所にいてもdTVを利用して一緒に映画を見ることによって、二人は繋がっているというコンセプトになっています。壮大さと日常を併せ持った、素敵な雰囲気に仕上がっています。

ムーニー「752gで生まれた赤ちゃん、退院までの軌跡」

「ムーニーエアフィット病産院用」の宣伝用動画です。とても小さく生まれた赤ちゃんが退院するまでの軌跡を追ったドキュメンタリームービーで、参院とユニ・チャームが協力開発した、病産院用の小さな紙おむつが使われています。NICUでがんばっている小さな赤ちゃんを支える、企業姿勢が伝わってくる動画です。

トヨタ ウェルキャブスペシャルムービー「親子に同じ質問をしてみた」篇(ポルテ)

車椅子などでも使いやすい、福祉車両の「トヨタウェルキャブ」の動画です。シニア世代の親に、その子供と同じ質問をしてみるというムービーなのですが、いくつになっても親は、自分の子供のことを気にかけています。親孝行をしてあげたい気持になる動画です。

銀のさら CM 母と子

笑えるCMをたくさん作っている宅配寿司「銀のさら」ですが、こちらは珍しい泣けるコマーシャルになっています。つい「最後にオチがあるのかな?」と思って見てしまいますが、思わず涙してしまう感動的な動画です。

東芝 LED電球 CM 10年

カーテン越しのシルエットと、音楽、文字、日数を表示しただけのコマーシャルなのですが、時間の経過をドラマチックに表現している感動的なコマーシャルです。東芝のLED電球の寿命、10年間がどれほど長い期間なのかをありありと想像させてくれます。

大成建設 「ベトナム・ノイバイ空港」篇(30秒)

「君の名は。」でヒットした新海誠監督の制作したコマーシャルです。シリーズでいくつかのアニメーション動画があり、どれも美しい風景と人間ドラマを感じさせる、感動的なCMとなっています。

【One Month】パパと息子の1ヶ月のふたり暮らし

育児に頑張るお母さんの切実さを訴えるCMは多いのですが、こちらはお父さんの動画です。お母さんが出産でいなくなる1ヶ月のあいだ、上の子供と二人暮らしをする大変さを記録した、ドキュメンタリーとなっています。お母さんの作ったテキストが育児を助ける、「生涯学習のユーキャン」のコンセプトにマッチした、お父さんの成長ストーリーです。




4 まとめ

感動する、笑える、泣ける、など感情を揺さぶる動画は、人の脳に深く記憶されます。広告のターゲット像を正確に捉え、感動を与えることにより、企業イメージのアップや販売促進につながります。SNSでの拡散効果も期待できますが、拡散力は逆の宣伝効果を与える可能性もあるために、不快感を煽る動画にならないように注意が必要です。

2017.05.15

一生に一度は行きたくなる絶景!観光PR動画

多くの観光地や名所などで、観光PRのための動画が制作されています。一度は訪れてみたくなるほどの絶景動画は、どのような技術で制作されているのでしょうか。ここでは、絶景観光PR動画の成功事例と、その技法について紹介します。



目次

1 観光PR動画の宣伝効果

2 観光PR動画の現状

3 観光PR動画10選

4 観光PR動画の今後

5 まとめ




1 観光PR動画の宣伝効果

国内外の観光地で、観光PRのための動画が増えてきています。町おこしのための動画、外国人観光客を呼び込むための動画、国内の旅行客に向けた動画など、多様な顧客に向けた動画が制作されています。かつては宣伝動画を制作しても、旅行代理店の店頭やテレビコマーシャルでしか放映することができませんでした。しかしインターネットの普及により、国外を含めた多くの視聴者に、観光PR動画を視聴してもらうことが可能になりました。




2 観光PR動画の現状

観光PR動画で現在人気なのは、タイムラプスと呼ばれる低速度撮影手法です。一般的にビデオ動画のコマ数は1秒間に30枚ですが、コマ数を半分以下程度に落とすことにより、スピード感のあるダイナミックな映像にすることができます。タイムラプスの技術を活用することにより、時間の経過を実際よりも早く見せることも可能で、雲の流れや日没の景色などを、数秒間の映像で視聴することができます。




3 観光PR動画10選

ここでは主に、美しい景色を主題とした観光PR動画の実例を紹介します。タイムラプスや、タイムラプスの発展型の技法、ハイパーラプスを活用した撮影、特撮撮影など、様々な技法で観光地の魅力を演出しています。


岡山県観光プロモーション動画 「晴れらんまん おかやまの旅」

流行の撮影技術である、ハイパーラプス、空撮などを駆使した絶景動画です。自然豊かな岡山の地を、高画質高クオリティの動画に仕上げてあり、岡山県に行ってみたくなるPR動画です。

淡路島 観光プロモーションビデオ #1

淡路島は日本書紀で、最初にできた島とされています。その「国生み神話」にまつわる、観光PR動画です。豊かな自然をハイパーラプスで撮影した動画で、文字の入れ方にもセンスが感じられます。

佐世保の時間。第3回「9月19日は九十九島の日」

佐世保の美しい風景を、タイムラプスで撮影したPR動画です。こちらのシリーズは、佐世保市秘書課広報係の職員が撮影、編集を担当しています。市の職員の撮影でも、かなり高いクオリティの映像を定期的に配信しているという事例です。

諏訪の国

日本の真ん中、諏訪地方の観光PR動画です。文句なしの絶景と、伝統的な文化や風習を撮影したムービーで、とても高いクオリティのPR動画となっています。概要欄にウェブサイトへのリンクがありますが、ウェブサイトの作りもハイセンスです。

和歌山県紀美野町 観光PRムービー「最高の‘ない’がここにある」

電車はない、スーパーもない、そんな「ない」をウリにした、紀美野町の観光PRムービーです。美しい自然と暖かい人々の住む地を、楽しく紹介しています。眠れないほどの星空は、一生に一度は行って見てみたいものです。

何が待つハママツ~出世大名家康くん観光PRミュージカルムービー~【メドレー版】

ミュージカル仕立ての、浜松市観光PRムービーです。この動画には20分以上もある本編があるのですが、こちらはダイジェストの「メドレー版」となっています。音楽とダンスに合わせて、浜松の名所や特産品を紹介していきます。

郡山市観光PR映像-HISTORY編-

ガールズユニットの「まこみな」をナビゲーターとした、郡山市の観光PR映像です。1分半弱と短めの動画ですが、美しい景色がダイナミックに撮影され、郡山市の魅力を充分に伝えることのできるムービーとなっています。

【宇治市PR動画】【ゲーム実況動画編】観光アクションゲーム「宇治市〜宇治茶と源氏物語のまち〜」

宇治市の観光地をアクションゲームにした、ちょっと珍しいタイプのPR動画です。宇治市の名産や名所、絶景などをあえてレトロゲーム風のドット絵にしてあり、そのゲームをユーチューバーがプレイしてゲーム実況するというPR動画になっています。

宮崎県小林市 PRムービー“サバイバル下校” 90sec|Survival Way Home

フランス人男性の紹介する移住促進動画で話題になった小林市ですが、こちらは地元の高校生が企画制作に協力したという、PRムービーです。豊かな自然の中をサバイバルしながら帰宅する女子高校生。一体なにに怯えているのか……。地元高校生の実感が込められた、ユニークな動画です。

関門PRムービー「 COME ON!関門!」

北九州市観光協会の配信する、関門のPR動画です。美しくも荒々しい関門海峡の自然に、突如現れた巨大生物。特撮映画を思わせる、ユニークな高クオリティのムービーです。




4 観光PR動画の今後

最新技術を用いた動画も多く見られますが、市の職員が撮影したり、地元の学生が企画に参加したりと、地域ぐるみで映像を制作する観光地も増えてきています。今後ますます映像撮影、映像編集は身近な技術となり、個人レベルでの動画制作も増えてくることでしょう。そのために、映像制作会社に依頼される動画は、より予算や最新技術を費やした、リッチなものとなってくる可能性が高いのです。




5 まとめ

観光地の魅力を伝えるために、様々な技法が用いられている観光PR動画です。地域の景観の美しさを伝えることはもちろんですが、他の観光地との違いをPRすることも必要となってきます。その地域らしいユニークな動画を制作することができれば、大きな宣伝効果が期待できるでしょう。

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