福利厚生が変わっている企業5選

一般的に、福利厚生といえば社宅完備や慰安旅行などがよく知られていますね。
しかし、最近はユニークな福利厚生が増えており、話題を呼んでいます。
ユニークな福利厚生を通して社風がわかり、「働いてみたい!」と思われるケースも多いようで企業イメージのアップにもつながっています。
今回は、福利厚生がユニークな5社をご紹介します。

 

 

 

○チカラコーポレーションの失恋休暇

神戸を中心に美容院を6店舗展開しているチカラコーポレーションでは、失恋休暇という福利厚生制度を設けています。
失恋してテンションが乱れ気味な時に、お客さんの前に出ても仕方ないという理由で設けられた失恋休暇制度は、失恋を理由に有給休暇を取れる制度です。
年代によって休める日数が違います。
20代前半は1日、20代後半は2日、30代以上は3日と決められており、回数にも制限がないという、かなりサービス精神旺盛でユニークな福利厚生です。
恋多き美容師にとっては、かなりありがたい制度かもしれませんね!

 

 

○マースジャパンリミテッド社のキャットルーム完備

マースジャパンリミテッド社は、ペットフードを扱っているメーカーです。
ペットフードを扱うメーカーならではの珍しい福利厚生は、キャットルーム完備制度。
癒しの動物といえば、やっぱり猫ですね。
見つめているだけでも心を癒してくれる動物です。
マースジャパンリミテッド社には、2匹の猫と遊べるキャットルームが完備しており、仕事の合間に猫と戯れることでリフレッシュできます。
マースジャパンリミテッド社の企業理念の1つに「ペットとの共生」があります。
しかし、様々な事情でペットを飼えない社員もいる中で、キャットルーム制度が設けられました。

 

 

○Eyes, JAPANのアイスクリームブレイク

Eyes, JAPANは、システム開発やネットワーク構築などの魔法のようなデジタルカルチャーを作る福島県の会社です。
そんなEyes, JAPANに設けられているユニークな福利厚生がアイスクリームブレイクというものです。
その名の通り、アイスクリームを片手に社員同士でブレイクするという福利厚生で、それによって社員同士の距離を縮めることが狙いとされています。
しかし、なぜアイスクリームなのか?
別に、お酒でもいいんじゃないの?コーヒーや紅茶でもいいんじゃないの?
という声が聞こえてきそうですね。
Eyes, JAPANがブレイクにアイスクリームを選んだのは、「アイスが溶けるように、スタッフ間の心の垣根も溶けて交流を深められるようにする」ことを目的としています。
たしかに、普段からパソコンのモニターに向かって仕事をすることが多いので、社員同士の交流も意識しなければ少なくなりそうですね。
そういう意味で、アイスクリームブレイクはユニークでありながら、業務にも良い影響を与える福利厚生制度です。

 

 

○サイバーエージェントのクリエイター向けシェアハウス

アメーバブログなど、多くのウェブサービスを展開するサイバーエージェントの豪華すぎるクリエイター向けシェアハウスが福利厚生で話題です。
社宅や普通のシェアハウスのイメージを覆すほどに豪華なシェアハウス設備に驚くばかりです。
プライベートスペースの充実はもちろんのこと、ゆったりした作業スペースにミーティングルーム、無料で利用できるマッサージチェア、クリエイティブ脳を刺激する漫画などが取り揃えられた読書スペースなど、申し分ない豪華なシェアハウス施設になっています。

 

 

○ギャプライズの着ぐるみ制度

ギャプライズは、Webマーケティング会社で世界最高峰とも言われるほど有名です。
そんなギャプライズの福利厚生の一つに着ぐるみ制度があります。
社内には数多くの着ぐるみが用意されており、仕事中に好きな着ぐるみの着用が認められています。
服装を変えることで社内のムードが変わり、それが刺激となり仕事に反映されるという考えのもとに設けられた制度で、ユニークな福利厚生として話題になっています。
着ぐるみを着用してみるとわかるのかもしれませんが、着ぐるみを着ることで周りを和ませられると、自分の心も和むはずです。
そのような狙いも着ぐるみ制度には込められており、仲間意識の芽生え効果も期待できると考えられています。

 

 

まとめ

福利厚生は社風を表す一つの手段として捉えると、ユーモアがある福利厚生の方が企業イメージをアップできるのかもしれません。
福利厚生によって仕事の成果が上がるのであれば、貴重な制度になるはずです。