中部地方地域プロモーション映像事例

中部地方は、日本海に面する北陸地方、長野・山梨・岐阜を含む内陸の東山地方、それに太平洋に面する東海地方の総称です。
各地域で、それぞれの特色を生かしたプロモーション映像が作成されています。
観光促進のための映像と、移住者を促進するための町の魅力を発信する映像の両方をご紹介します。

 

 

目次

1. 【富山】帰ってきてよぉ富山から 第2話

2. 【新潟】シティプロモーション動画 ”明日を、みつけに”ダイジェスト版

3. 【石川】金沢って。(第16回HABふるさとCM大賞 2017)

4. 【石川】金沢食文化発信映像 「ごちそうオノマトペ」

5. 【山梨】こうふ開府500年観光PR動画『風林火山』

まとめ

 

 

1. 【富山】帰ってきてよぉ富山から 第2話

アニメーションも、地域の魅力を面白く伝えるための効果的な方法です。
富山市のプロモーション映像「帰ってきてよぅ富山から」は、富山に失踪した恋人の捜索依頼を受けた私立探偵を主人公に、富山をアピールします。
全4話のシリーズ構成です。第2話では、富山の美味しい食べ物が登場。
かき氷、甘酒まんじゅう、七越焼、富山ブラック、昆布おにぎり、そして富山のます寿司が紹介されます。
アニメーションから、富山は美味しい天国だとうかがえる映像です。

 

 

2. 【新潟】シティプロモーション動画 ”明日を、みつけに”ダイジェスト版

新潟県見附市が制作した、移住促進のためのプロモーション映像です。
新潟県見附市に移住した場合、どんな暮らしになるのか具体的にわかる作りになっています。
東京で暮らす子連れ家族が、移住した先輩方の声を聞き、不安を少しずつ解消していく様子が描かれています。こちらはダイジェスト版、本編は以下からご覧いただけます。

 

 

3. 【石川】金沢って。(第16回HABふるさとCM大賞 2017)

40秒の短い時間で、金沢の良さを発信するCM映像です。
テーマは「手」。手作業で作る手鞠、金箔、お茶、お寿司。
手から紡ぎ出される金沢の伝統芸能や食べ物を紹介し、金沢を訪れる人に、もてなしの温かい心を伝えています。

 

 

4. 【石川】金沢食文化発信映像 「ごちそうオノマトペ」

美味しい食べ物がたくさんの金沢。そんな魅力が一目でわかるのがこちらの映像です。
「ぷりぷり」「きらきら」「さらさら」「ほろほろ」「つやつや」
全て、金沢のごちそうを表す擬音語・擬態語と呼ばれる「オノマトペ」です。金沢のおいしさを、一言で言い表しています。
一筆書きで描かれた流れるような動きある絵と、リズム感のあるオノマトペがマッチして記憶に残ります。
絵だけでなく、写真を起用した2バージョン作成することで、起用した食べ物のおいしさをより印象づけることができます。

 

 

5. 【山梨】こうふ開府500年観光PR動画『風林火山』

2019年に、武田信虎が甲府を開府してから500年を迎える山梨県甲府市の観光プロモーション映像です。
武田信玄で有名な「風林火山」をテーマに、甲府市の伝統、観光名所、グルメスポット、アクティビティを伝えています。
映像の最後に映し出される、風林火山の動きのあるデザインも印象的です。

 

 

まとめ

移住促進のためのプロモーション映像は、知らない土地への不安を解消出来ることがポイントです。
すでにその土地に住んでいる人の声を紹介する。逆に、実際に移り住んだばかりの人の様子を伝えるのも、「自分が移住したらどうなるか」を見ている人にリアルに想像してもらえる手法です。
観光促進の場合、シズル感ある写真や映像だけでなく、アニメーションを使用すれば、食べ物のおいしさを親しみと面白さをもって伝えることができます。
映像での伝え方は、一つの正解があるわけではありません。
ほかの事例を参考に、ぜひ地域にあった発信方法を選んで下さい。