電子部品メーカーの採用動画事例

小さな電子部品を製造する電子部品メーカー。
社内には、電子部品を作るだけではなく、技術や素材を開発する部署、電子部品を作るための機械を設計する部署、海外への営業やお客様の元へ商品を届ける物流など、様々な役割の人々が働いています。
今回は、電子部品が未来の生活にもたらす貢献と、企業のなかで働く人々にフォーカスしている採用動画をご紹介します。

 

 

目次

1)京セラ 新卒採用|「スペシャルムービー」京セラのチャレンジ精神

2)オムロン 「人を感じる。未来を思う。」

3)キーエンス | 社員メッセージ 動画2

4)村田製作所で働く“〇〇系”の人たち_匠系篇

5)技術者からのメッセージ「夢を現実にする場所」【KOA採用】

まとめ

 

 

1. 京セラ 新卒採用|「スペシャルムービー」京セラのチャレンジ精神



京セラの新卒採用のスペシャルムービーでは、「チャレンジ精神」をテーマに、3人の社員の仕事内容と働き方を追います。
登場するのは、物流事業部、海外営業本部、メディカル営業部の社員です。
いずれも、電子部品を直接作る部署ではありません。
いまある電子部品をいかに安全に迅速にお客様のもとへ届けるのか。お客様の要望を、どうやって形にするのか。電子部品が商品に組み込まれ形になるまでを、つなぐ部署での関わり方を紹介しています。
動画は各社員の紹介と、座談会の2部構成です。異なる部署の3人が話す座談会からは、京セラが横の部署のつながりを大切にしていることがわかります。
社内での経験を生かし、さらにお客様に貢献出来るようチャレンジしていく姿勢。京セラが持つ挑戦の風土が伝わってきます。

 

 

2. オムロン 「人を感じる。未来を思う。」

コネクタやセンサを製造するオムロンが、これからの未来の生活にどのようにかかわっていくのか、イメージを可視化した動画です。
工場で作られた技術が、人々の生活を便利に、豊かにしていくことがわかります。
腕時計から、簡単に健康状態をチェック。
よそ見をしても、安全に停止してくれる自動車の運転装置。
太陽光でクリーンなエネルギーを発電し、持続可能な環境を築いていく社会。
人々の健康と豊かな暮らしを、小さな電子部品が実現していきます。
仕事が世間や未来に貢献する様子を伝えてくれる動画です。

 

 

3. キーエンス | 社員メッセージ 動画2

電子メーカーで働く社員を追った動画です。複数の社員が登場することで、どんな社員が、どのような仕事に、どんな想いで従事しているのかをみることが出来ます。
どんな会社?という質問に対しては、違った回答でありながら、目標や目的意識が高く成果を重視しながら働く会社であると伝わってきます。
「育成がしっかりしていて、働きやすい会社」
「目標への意識が高く、活気がある会社」
「同じ目標を持って揃って働いている、わかりやすい会社」
どんな人が一緒に働いているか、やりがいを感じる瞬間はなにか。複数の質問と答えから、企業が求めている人材像が浮かび上がってきます。

 

4. 村田製作所で働く“〇〇系”の人たち_匠系篇

村田製作所で働く社員を取り上げた「〇〇系の人たち」シリーズの一つです。
登場するのは、技術系の社員。話題は、趣味で作り続けるユニークなガラス細工についてです。
緑のガラスの上に、透明なガラスをまいて、切子ガラスの技術を使い作品を作る話は、一見仕事とは関係がないように思います。
しかし、仕事の経験から得た「最短距離で解決に向かっていく」アプローチが趣味にも生きていると語られます。
「モノづくりが好きな人が向いている」という最後の一言に、村田製作所が求める人材へのメッセージが込められています。

 

 

5.技術者からのメッセージ「夢を現実にする場所」【KOA採用】

電子部品メーカーのKOA株式会社の採用動画では、6人の技術者が登場します。
電子部品に採用する素材を開発する部署で働く女性。
電子部品がどんな場所に利用されるのか、KOAの社会的貢献や、世界でのシェアを知ることができます。
3割が女性社員であるというKOAは、性別に関係なく技術を身に着けられる環境が整っています。
他にも、技術開発グループ、生産設備の設計開発、モジュール開発など、異なる部署の社員が登場。素材や技術開発から商品設計まで、多様な部署があることがわかります。仕事のやりがい社風など、働きやすい環境が伝わってきます。

 

 

 

まとめ

電子部品メーカーの企業のなかに、どんな役割の部署があるのか、学生にとってはなかなかわかりづらいもの。異なる部署や仕事に従事する社員を登場させることで、「モノづくり」を幅広いステージで伝えることが出来ます。技術系ならばターゲットに重点を置いた動画を作成し、営業や物流といった理系以外の学生を対象とするなら、視野を広げたコンテンツを用意しましょう。