毎日の仕事になくてはならない文具から、子どもの想像力をぱっと広げるものまで。
身近にある小さな文具を作る人の心には、どんな思いがつまっているのでしょう。
文具業界の企業が、目指しているものとは。文具に携わる人のやりがいとは。
そんな業界の魅力を発信し、企業の特色を出している採用映像事例をご紹介します。
目次
1)コクヨ 技術系 新卒採用ムービー~ステーショナリー編~
2)ニチバン 新卒採用スペシャルムービー
3)コクヨ株式会社 採用メッセージ
4)自由な発想のそばに。えんぴつ|トンボ鉛筆
5)PiT「想いを、かたちに」|トンボ鉛筆
まとめ
1. コクヨ 技術系 新卒採用ムービー~ステーショナリー編~
文具メーカー大手のコクヨ株式会社の、技術系学生に向けた新卒採用動画です。
紹介するのは、商品開発と生産技術の2つの職種。
1分という短い動画でありながら、「ものづくり」のやりがいと魅力をわかりやすく発信しています。
文具という身近なものを作るからこそ、細部までこだわった商品を作る。
設計したものを、現物となって手に取れる喜び。
会社の事業で、日々やりがいを感じながら仕事をし、将来的な成長が見える点も、学生にとって魅力にうつります。
2. ニチバン 新卒採用スペシャルムービー
絆創膏から始まったニチバン株式会社。
技術が人々の生活を豊かにしてきた歴史を振り返り、ニチバンの文具メーカーの出発点となった「セロテープ」のエピソードを紹介します。
確かな技術力と熱意が、もっと品質のよい商品を生み出していく。
たとえ会社の事業リスクをとることになったとしても、日本にとって、人々の生活にとって、より良い商品を作りたい。
まさに、企業の原点となる「ものづくり」への熱い想いを伝えています。
就職活動中の学生にとって、はじめて出会う企業はみな同じ「文房具メーカー」に思えるもの。
そこを、商品開発と技術向上への具体的なエピソードを語ることで、唯一無二のストリー性のある企業という印象を与えています。
ナレーションではなく、字幕ですべてを伝えるのも、音声なしで内容を認識出来る点で見る側の様々なシチュエーションに対応しています。
3. コクヨ株式会社 採用メッセージ
コクヨ株式会社が学生に伝える採用メッセージ動画。
なぜ、この事業を行うのか。なぜ、この企業が存在しているのか。
「世の中は、不便であふれている」というメッセージのもと、企業理念を伝えてくれます。
走り出すイラストの男性は、たとえ仕事が華々しいものでなくても、前に進み続ける会社の姿勢をあらわしています。
ノートをめくるパラパラ漫画の手法も、文具メーカーのイメージとリンクしており、見る人の目を惹きます。
4. 自由な発想のそばに。えんぴつ|トンボ鉛筆
一本の鉛筆が生み出すものはなんだろう?
そんな問いを形にしたのが、トンボ鉛筆の企業イメージ動画です。
軽快でリズミカルな音楽をBGMに、パソコンで仕事をする人の手が映し出されます。
画面のカーソルが止まることで、企画を考える人の迷いを表現。
そして、その迷いを打破し、新しい発想を生み出すのを助けるのが「鉛筆」です。
人の手を使い、白いキャンバスに自由に書き上げられた線から、さまざまなアイデアが生まれていく。
鉛筆がもつ存在意義と、ただの鉛筆で終わらない想像力を掻き立てる動画です。
5.PiT「想いを、かたちに」|トンボ鉛筆
トンボ鉛筆が展開する、のりブランド「PiT」のブランドムービー。
父と娘、子どもが成長するなかで身近にある「のり」をアイテムに、あたたかな交流を描きます。
紙工作で冠を作る幼い娘。「いっぱい作ってあげるね」という父との約束はいつしか忘れさられ、娘は大人になります。そして、昔の写真を見ながら思い出した気持ち。
文具は、日々の生活のなかでは、たしかに「ただの文具」です。
けれども、その文具を使う人には、ものを作る喜びや、ものをもらう喜びがつまっています。
まとめ
文具は、何かを書いたり貼ったりするだけの道具ではなく、日々の生活を豊かにしてくれるもの。
そんな事業理念を伝えてくれる動画は、学生の志望動機とリンクします。
おなじ「ものづくり」でも、どんな気持ちで仕事に取り組んでいるのか、一人ひとり違います。
どこにやりがいを感じるのか、働く人の声を発信することで、同じ軸で仕事をしたいと考える学生に届くでしょう。