ブランドムービーは、企業の「姿」を伝えるものです。
その企業が大切にしている価値から、事業を通じて成し遂げたい未来まで。
企業のビジョンを体現するムービーは、見る人の心に残ります。
今回は、企業の技術や価値を発信しているブランドムービーをご紹介します。
目次
1)住友金属鉱山 企業ブランドムービー「ひとつの鉱石」篇
2)【AG!】旭製作所ブランドムービー「美しい製品、美しい技術。」
3)ブランドムービー:AKIKAWABOKUEN 2020(生産者篇)
4)タムロン創業70周年ブランドムービー
5)川崎重工: 「カワる、サキへ。」水素社会篇
まとめ
1.住友金属鉱山 企業ブランドムービー「ひとつの鉱石」篇
住友金属鉱山のブランドムービーは、「鉱石」が作り上げる未来の姿を描いています。
たったひとつの、ただの石。これが、私たちの生活の何に繋がっていくのか、動画を追うごとに鮮明になります。
ポイントは、ただ「生活を豊かにする」だけではないということ。
世界のどこかに眠る、まだ見ぬ鉱石が、人々の生活を一変させるような素材に変わるかもしれない。生活を、未来を、鉱石でつないでいく同社の存在価値を伝えているブランドムービーです。
2.【AG!】旭製作所ブランドムービー「美しい製品、美しい技術。」
理科化学ガラス製品の開発・加工・製造を行う旭製作所のブランドムービーでは、技術が生み出す美しさを伝えています。
実験室から大型プラント装置まで手がける同社には、ここにしかない技術と、それを支える技術者の努力が揃っています。
現場の機器と技術者の手元に息を呑みます。
そこにあるのが当たり前の「うつくしい」ガラス製品を生み出す裏側にある、技術の集積とグローバルネットワーク。同社の事業を支える基盤を発信しているブランドムービーです。
3.ブランドムービー:AKIKAWABOKUEN 2020(生産者篇)
オーガニック食材を生産する秋川牧園のブランドムービーです。
家族の朝の一日からはじまるシーン。食卓に上る食材が、どこから来ているのか。シーンは、畑や牧場を育てる生産者の声につながります。
野菜、卵、肉、冷凍食品。どれも、人々の毎日で見かけるものばかり。毎日口に運ぶものの安心と安全を支える人々の声が、心に響くブランドムービーです。
4.タムロン創業70周年ブランドムービー
レンズメーカーであるタムロンの、創業70周年を記念したブランドムービーです。
動画に流れるのは、人々の何気ない姿。自然を撮影する人、スポーツを写す人、病院、車、誰かの記念日。こうしたシーンの一つひとつに、タムロンが作り続けてきたレンズがあります。
製品が、人々の笑顔と、心豊かな社会につながっていると教えてくれるブランドムービーです。
5.川崎重工: 「カワる、サキへ。」水素社会篇
川崎重工のブランドムービーは、コーポレートメッセージである「カワる、サキへ。」をテーマに、ショートムービーを作成しています。
今回のムービーの舞台は、水素エネルギー事業に携わる社員です。
「水素エネルギーで何を変えたいのか?」
周りの人々のために、温暖化を止めたい。水素が使ったエコな乗り物を走らせる土台作りをしたい。世界の人々が平等にエネルギーの恩恵を受けられる社会を作りたい。
社員の想いが、大きな事業を動かしている同社のビジョンを発信しているブランドムービーです。
まとめ
ブランドムービーは、ただ企業のミッションを伝えるだけではありません。住友金属鉱山や川崎重工のように、事業が日々の生活のどこに影響を及ぼしているのか、これからの生活の何を変えていくのか。そうした観点を描き出すことで、事業の将来性を伝えることができます。
また、秋川牧園や旭製作所のような事業を支える裏側を写すブランドムービーは、製品の信頼性が高まります。
企業が大切にしているものをフォーカスするブランドムービーは、直接の消費者だけでなく、これからの求職者に対しても、プラスの印象を与えてくれるでしょう。