海外に向けて製品をアピールしよう!プロモーション映像5選

MADE IN JAPANの製品は海外でも人気がありましたが、韓国や中国などのメーカーの世界進出によって、マーケットのシェア率は、減少してきています。
昨今では、日本製品への安全性や信頼性が問われる事象もあり、MADE IN JAPANというだけで売れる時代は終息に近づいているのではないかと感じます。だからこそ、これまで以上により一層、海外に向けた製品プロモーションの戦略が問われ、力を入れるべきであると感じます。
今回は、海外向け製品のプロモーションの中でも映像にフォーカスし、各メーカーがどのような映像を制作し、プロモーションを実施しているかの事例を紹介致します。

 

 

目次

ヤマハ YSP-3300

Panasonic Beard Trimmer Designed for Long Beard | ER-GB96

CASIO OCEANUS OCW-S4000(EDO-KIRIKO)

Nikon D850

中山吉祥園 玉露

まとめ

 

 

スタイリッシュさは映像にも
ヤマハ YSP-3300製品

室内に置かれた7つのスピーカーが粉々に砕け散るシーンからスタートします。その7つが一つの場所に集結して出来上がるのがこの製品です。この製品から発される音は部屋中を反射してユーザーの元に戻ってきます。たった一つのスピーカーで7つのスピーカーの代わりができることをシンプルなテロップと分かりやすい映像だけでアピールしています。
このスピーカーで映画を観たらどんな迫力があるだろう?音にこだわりを持つユーザーにイメージを喚起させるのが特徴的です。

 

 

ヒゲの長い外国人向け製品
Panasonic Beard Trimmer Designed for Long Beard | ER-GB96

海外の男性は濃いヒゲを持つ人も多いので日本のシェーバーは人気が高いようです。そんな中「長いヒゲ用シェーバー」という製品が紹介されています。こちらの映像もシンプルなテロップのみで製品の紹介をしています。スタイリッシュな男性に合わせておしゃれな音楽とイメージでヒゲを整えていく映像はヒゲがない女性でも思わず欲しくなってしまうようなプロモーションになっています。

 

 

日本の伝統とのコラボレーション
CASIO OCEANUS OCW-S4000(EDO-KIRIKO)

この時計には江戸切子の技術が生かされているため、海外向けプロモーション映像も江戸切子とコラボレーションしています。時計の美しさや機能性だけでなく日本の伝統技術も取り入れていることがよくわかる映像になっています。日本の伝統技術のアピールにもつながる海外向けにぴったりの製品プロモーションですね。

 

 

たくさんの機能を一つ一つ紹介
Nikon D850

海外でも人気のある日本製のカメラのプロモーションです。たくさんある機能を一つ一つ実例を交えつつ紹介しています。実際に撮った写真や、CGで作られた内部構造の映像は多くの言葉よりもわかりやすく伝わりやすいので海外向け動画にオススメです。
レンズやフラッシュなどを使用した際の実際の写真や動画の滑らかさなどもしっかりと伝えています。

 

 

アットホームなプロモーションビデオ
中山吉祥園 玉露

八女の茶畑や生産者の姿、歴史などを解説している場面を盛り込んだアットホームなプロモーション映像です。緑茶に興味をもつ海外の方は多いのでお茶が育つ風景や歴史、実際にお茶を入れている場面に惹きつけられる映像になっています。お茶の美味しい入れ方も紹介しているのがさらに親近感を高めています。このお茶屋さんから買いたい!と思わせるプロモーションです。

 

 

まとめ

海外向け製品のプロモーションは英語や現地の言葉を使う必要があるため苦手意識を持ってしまいがちですが、シンプルなテロップとわかりやすい映像を使うことでその製品の良さをしっかり伝えることができます。日本の伝統技術や日本で製造している場面なども入れ込むことで日本らしさをしっかりアピールし、特徴付けができます。