関東地方の地域プロモーション映像事例

今回ご紹介するのは、関東地方に限定したプロモーション映像です。くすっと笑えるような動画から、目を止めてしまう絶景まで、バラエティ豊かな地域動画をまとめてみました。

 

 

目次

1. 【茨城県】「のびしろ日本一。いばらき県」

2. 【茨城県】「Active! IBARAKI」

3. 【群馬県草津】「Kusatsu Onsen, JAPAN」

4. 【静岡県沼津市】「Proud NUMAZU」

5. 【千葉県千葉市】「「千葉氏」PR映像~あなたは知っていますか?」

番外編 外国人観光客から見た東京

まとめ

 

 

1. 【茨城県】「のびしろ日本一。いばらき県」

茨城県のこと、どれくらい知っていますか?そう聞かれて、即座に回答出来る人は、茨城県民以外は少ないでしょう。
しかし、この動画を見ればあなたも立派な茨城通。ここは架空の都道府県高校。
クラスメイトは擬人化された都道府県のお笑い芸人。クラス最下位の渡辺直美扮する「茨城県」から、知らない茨城県の魅力ついて学ぶことが出来ます。
お笑い芸人らしく、「レンコンショック」「ほしいもショック」などお笑い要素は外せません。
東京からたったの1時間で行ける茨城。「地域×お笑い」が見事に融合したプロモーション動画です。

 

 

2. 【茨城県】「Active! IBARAKI」

お笑いの切り口で茨城県通になったら、次は正統派の観光プロモーション動画。
茨城県のアクティビティスポットを、軽快な音楽とともに伝えていきます。
サーフィンやサイクリングの大会。茨城県にゆかりのある、水戸黄門の名前をとった「水戸黄門漫遊マラソン」の紹介もユニークです。
陸も海も、老若男女楽しめる茨城県。挿入される「ゆるキャラ」のようなイラストと、スローモーションで再生されるスポーツの「感動」の対比が印象的。
身体を動かしに、茨城県を訪れたくなる動画です。

 

 

3. 【群馬県草津】「Kusatsu Onsen, JAPAN」

群馬県草津。「草津温泉」で有名な場所ですが、美しい一面の銀世界から動画は始まります。
草津国際スキー場で一汗書いた後は、古きゆかしき情緒あふれる温泉街へ。
立ち上るゆけむり。歴史ある草津の「湯もみ」。
50度に近い源泉を水で効能を薄めずに入浴出来るよう、江戸時代から伝わる手法で、湯しぶきが上がる湯もみ踊りは一見の価値あり。
4kの高画質で撮影された、夜の暗闇とロウソクの明かりに照らされた草津温泉は、幻想的な魅力を醸し出しています。

 

 

4. 【静岡県沼津市】「Proud NUMAZU」

「あなたの好きな、沼津は何ですか?」
地元民だからこそ知っている沼津の魅力。
富士山をバックに空中からの絶景と、そこに暮らす人々の日常を豊かに切り取っています。
漁業、農業、スーパーでの買い物、カヤック、ロッククライミング、マラソン。
沼津を愛する人々の生活が、そこにあります。
多くは語らずとも、地元民の表情で地域の魅力を伝える動画です。

 

 

5. 【千葉県千葉市】「「千葉氏」PR映像~あなたは知っていますか?」

どの町も、その発展の基礎を築いた人々がいます。しかし、そのルーツは意外と知らないもの。
ひっそりと残る地元の先祖に焦点をあてたのがこちらの動画。
千葉県千葉市のルーツとなった、「千葉氏」を時代劇風のナレーションとともに紹介しています。
歴史好きの方はもちろん、地元民にも住んでいる街のルーツを意識させ、愛着を呼び起こすプロモーション動画です。

 

 

番外編 外国人観光客から見た東京

最後は、市や観光協会が作成したのではなく、東京を訪れた外国人観光客が見た「Tokyo」の動画。
「HELLO TOKYO」と題された4分弱の映像には、東京に住んでいれば何気なく思う日常の光景が映されています。
スローモーションとともに切り取られた、渋谷のスクランブル交差点。駅の改札を行き交う人々。
ビルの明かりに煌々と照らされ、夜の暗闇もどこか薄くなってしまう東京の街。
東京タワーから眺めるおもちゃのようなビルの群れ。
雨の中、寒さに肩をすくめ歩く人。そして、光の渦のような夜景。
私たちが「普通」と思う景色に、感動し心を動かされた人がいる。
何が人を魅力する要素になるのかを考える、ヒントが詰まっている動画です。

 

 

 

まとめ

名前は聞いたことがあるけど、よく知らない。
地域をアピールする際は、ゆるキャラのような覚えやすいキャラクターを作成したり、擬人化の手法を使い面白さを前面に打ち出すことも有効です。
知名度がない場所でも、絶景や歴史、アクティビティといった特有の視点と掛け合わせることで、より訴求力の強い映像に仕上がります。
自分たちの住む場所の魅力がはっきりとしない、そんな場合は、外から来た人の目には、どのように映るのか考えることで、動画作成の際のよい材料となります。
普段見慣れた景色でも、スローモーションや高画質の映像技術を使うことで、違った表情を映すことが出来るでしょう。