のんびりしたライフスタイルや、家庭との両立を重視する人々の間で、地方移住への関心が高まっています。
2017年の調査では、4人に1人が地方移住や二拠点生活に関心があると答えています。
地方移住に際して、気になるのは実際の生活です。
住む環境や場所、子どもの教育、そして仕事は見つかるのか?
そんな人々の疑問を解消するような、実際に地方移住をした人へのインタビューや、街の様子がリアルにわかるプロモーション映像を集めました。
目次
1)山梨県富士吉田市に移住してみたら? 山梨日日新聞社145周年記念事業「ガチ移住@富士吉田」
2)長野県長野地域振興局「長野地域への移住・二地域居住促進のための魅力発信動画」
3)高知県移住プロモーション動画(農業編)
4)京都のちから・地域のちから「京の田舎暮らし」
5)宮崎市移住フェア
まとめ
1. 山梨県富士吉田市に移住してみたら? 山梨日日新聞社145周年記念事業「ガチ移住@富士吉田」
山梨県富士吉田市に移住したご夫妻にインタビューした動画です。
生活に関するお店がすべて揃っている。
便利なうえに、車で行ける範囲で湖や山があり、自然が近い。
自然の中で、生活するのはどんな感じなのか。東京と違って野菜が安く手に入るなど、身近な生活周りの話を聞くことができます。
子どもが生まれたら、一緒にキャンプをしたいなど、未来の生活への展望も同時に語られ、移住した人の日々を垣間見れる動画です。
2. 長野県長野地域振興局「長野地域への移住・二地域居住促進のための魅力発信動画」
自然が多い、りんごがおいしい、ちょうどいい田舎感で住みやすいところ。
冒頭が「住んでみてよかったところ」ではじまるのは、長野県長野地域振興局が作成した魅力発信動画です。
長野県出身の声優・新田恵海さんが、長野に移住した9人に話を聞きます。
動画には、長野と東京の二拠点で会社経営をする男性、ワイン用のブドウづくりのために移住した男性、シャツやスーツの海外営業をする女性、さまざまな背景の人々が登場します。
みんなで楽しく過ごせる村にしたい。街の方がみなさん暖かくて大好き。山に近くて、最高にきれい。
それぞれが感じる長野の魅力から、移住の良さを感じられる動画です。
3. 高知県移住プロモーション動画(農業編)
高知市の春野に移住し、夫婦で農業を営む方のインタビュー動画です。
夫婦での考え方の違いや、移住した後の不安にも触れています。
移住した当時は、まったく考え方が違ったお二人。人間関係でも、最初は躓いて苦労しました。その後、高知の農業学校に入り、地元の方と関係を作っていったとのこと。
知り合いもおらず、新しい環境へ移住する人の不安や、現地でいかにつながりをつくっていくのかに触れ、移住を考える人の参考になる動画です。
4. 京都のちから・地域のちから「京の田舎暮らし」
都市のイメージが強い京都ですが、中心の京都市から一歩でると、そこには豊かな自然が広がっています。
そんな「京の田舎暮らし」の魅力を発信しているのが、こちらの動画です。
一面に広がる緑。子どもたちと自然の中で遊ぶ「森の保育園」を経営するご夫婦が登場。京都の田舎で暮らすのは、どのような感じなのか。暮らしを垣間見ることができます。
都市部へのアクセスの良さなど、移住者にとって魅力に感じる点も盛り込まれています。
5.宮崎市移住フェア
高く伸びた木と、広い青空。
暮らしを変えて人生を変えた3人の移住者が登場する宮崎市の移住プロモーション動画です。
「環境を変えるのは勇気がいる」
「満員電車が嫌い」
「失敗したくないから、行動しきれない」
そんな思いを抱いていた3人が、移住してなにが変わったのか。移住時に抱えていた想いを語ってくれます。
「この場所ならではの、ゆるやかさ」
「住んでみるしかない」
「自分のペースで、やりたいことを探してみる」
人生を、自分の力で変えた人の想いを聞ける動画です。
まとめ
移住には不安がつきものです。
住む場所が変われば、暮らしが変わります。
学校、仕事、人間関係。すべてが未知のなか、手さぐりに進むことも。
そんな不安を解消出来る、移住した「先輩」たちの率直な声をきけるのは、地方移住を検討する人々にとって大いに役立つことです。
プラスの面だけでなく、想像していたことと違った、ここが苦労したなど、移住の現実を発信するのも大切なこと。
夢物語で移住を終わらせるのではなく、よりリアルなものとして見る人に伝えることが出来ます。