キャンパスの様子から、何を学べるのかまで。
大学選びの際、学生が知りたい情報は多岐に渡ります。
遠方にいたり、気になる大学が多かったりする学生にとって、プロモーションムービーは貴重な情報源となります。
今回は、ここで学びたい！と思わせる魅力あふれる大学のプロモーションムービーをご紹介します。
目次
１）【1分でわかる】南山大学プロモーションムービー
２）【在学生登場ＰＶ】 UNIQUE佐賀大 [ManabiFes2020]
３）長崎大学PV「挑戦」
４）東邦音楽大学 プロモーションムービー
５）「美の術で生きていく。」 嵯峨美 公式プロモーションムービー
まとめ
1.【1分でわかる】南山大学プロモーションムービー
南山大学のプロモーションムービーは、「世界とつながる」という大学のコンセプトを、実際の数字や授業体制といった具体例を用いながら、わかりやすく伝えています。
大学に在籍する外国人留学生数、外国籍の教員数、「英語で」学べる授業科目といった、数字の見せ方が目を惹きます。
様々な国に提携校を持ち、多くの留学生を送り出していることがわかります。
国境を超える学びの場を提供するという大学の姿勢がイメージでき、海外で働くことや海外の文化を学びたいと思う学生の興味を惹きます。
「１分でわかる」とタイトルにある通り、短時間でまとまっている点も最後まで見てもらう効果が期待できるでしょう。
2.【在学生登場ＰＶ】 UNIQUE佐賀大 [ManabiFes2020]
在学生が登場し、大学の特色をアピールしているのは佐賀大学のプロモーションムービーです。
おそろいのTシャツとカラフルな色の使い方が、明るいキャンパスライフを連想させます。
動画では、教育学部、芸術地域デザイン学部、経済学部など、佐賀大学の学部を静止画と共に紹介しています。
あくまで大学のイメージ紹介に徹することで、キャンパスの雰囲気やどんな学部かというイメージを伝えてくれる動画となっています。
3.長崎大学PV「挑戦」
教員が冒頭で登場するのが長崎大学のプロモーションムービーです。
「挑戦」というタイトルに沿ったメッセージが、大学の関係者から発せられます。
「自分の人生を自分で切り開くという覚悟を決める」
「信念を持ってやり続けている」
「挑戦しない人には成功がない」
「自分の夢を変える勇気も大事」
アカデミックな分野で研究と学びを続ける教授たちの言葉が印象に残ります。
後半では、学生たちが長崎大学の印象や、大学で取り組んでいることを語ります。
大学で何ができるのか、という悩みを抱えている人に、多彩なチャレンジができる場所だと教えてくれるプロモーションムービーです。
4.東邦音楽大学 プロモーションムービー
音楽大学で何を学ぶのか、音大のキャンパスライフを見せているのが東邦音楽大学のプロモーションムービーです。
大学の授業の様子にあわせて、生徒のコメントが挿入されています。
音楽の技術を磨くだけではなく、座学での学びや演奏会での他者とのつながりなど、総合的な学びの場を通して、成長できるようすが伝わってきます。
「音楽だけを育てようとしているのではなく、人としても育てようとしている」
夢への憧れ、挑戦、嫉妬、挫折。様々な経験を積みながら、仲間と共に学べる場所であること。
最後に映る、学生たちの笑顔が印象に残るさわやかなプロモーションムービーです。
5.「美の術で生きていく。」 嵯峨美 公式プロモーションムービー
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学のプロモーションムービーは、短編映画のような静けさで、「美」を映し出しています。
美しいものをみたとき、何を感じるのか。言葉を超えた「美」の力を、淡々と伝えます。
「美の術」を身に着けて生きていくこととは、どういうことか。
何かを作り、表現したいと考える学生たちの背中を押すようなメッセージが印象に残ります。
まとめ
学部の紹介だけが、大学をアピールする方法とは限りません。
南山大学のように、大学のコンセプトに沿った実績を紹介するほか、学生の雰囲気や教員の考えていることを伝える動画も、他の大学とは違う魅力を伝えることができます。
また、長崎大学のような「挑戦」や、嵯峨美術大学のような「美の術で生きていく」のように、迷いながら進路を選ぼうとする学生に対してエールのようなメッセージを発信することも、成長の学び舎としてふさわしいプロモーションムービーといえるでしょう。
