海外事業の紹介動画は、伝えたい相手に向け、伝わるように作成することが重要です。
国別の戦略や、実績から、海外事業のやりがいなど、発信相手が「顧客」なのか「求職者」なのかによっても異なります。
ここでは、海外事業を展開する企業の、グローバル進出に関連した動画をご紹介します。
目次
１）【会社案内】海外営業＜ロゴス＞
２）「土屋鞄製造所」鞄職人の確かな手仕事で仕立てる、上質なレザーアイテム / TSUCHIYA KABAN
３）大和ハウスグループ 海外事業紹介ムービー
４）DOCOMO’s Borderless DX ードコモの海外事業
５）新明和工業のグローバル展開 ーグローバルに活躍する従業員の声ー
まとめ
1.【会社案内】海外営業＜ロゴス＞
「たった一人で挑む海外新規事業」に取り組む社員の姿を追った会社案内動画です。
キャンプ用品を取り扱うロゴスでは、タイや台湾などアジアを中心に取引先を広げています。
その事業を牽引するのは、たった一人の社員です。
スマホを駆使し、日本で人気の商品説明を行います。
会社の事業内容から、グローバル展開にかける想い、なぜ海外営業課の仕事に従事したいのか。
会社の現在から将来の姿、そして仕事のやりがいについて、テンポ良くまとまっている紹介動画といえます。
2.「土屋鞄製造所」鞄職人の確かな手仕事で仕立てる、上質なレザーアイテム / TSUCHIYA KABAN
日本発、海外展開を行うブランドの紹介動画です。
日本の伝統である革細工の技術を引き継ぎ、ランドセルや鞄などさまざまなレザーアイテムを展開する土屋鞄製作所のブランドムービーは、世界観を表現しています。
洗練されたキャッチコピーを用い、ブランドが大切にする姿勢を伝えている点が特徴です。
上質な製品と、未来へ引き継ぐ技術を、感じ取ることができる紹介動画となっています。
3.大和ハウスグループ 海外事業紹介ムービー
大和ハウスグループの海外事業部の活動について、詳しく紹介している動画です。
英語のナレーションに日本語字幕がついており、海外・日本双方で展開できる動画となっています。
海外事業の規模、歴史、そして日本国内で培った住宅市場のノウハウを紹介しています。
分譲住宅から、賃貸住宅事業への転換。そしてブランドに込める想いや、国ごとに違う販売戦略について知ることができ、海外事業の将来性について理解できる内容となっています。
4.DOCOMO’s Borderless DX ードコモの海外事業
アフターコロナの世界で、ドコモが展開する海外のデジタルトランスフォーメーションの事例を追った紹介動画です。
深刻な人材不足に直面する建設業界において、デジタルトランスフォーメーションがもたらす恩恵や、海外拠点での5Ｇソリューションコンソーシアムなど、デジタルの力で変化する未来を可視化しています。
IoTやAIなど、この先の時代にますます必要とされる技術が、事業にもたらす変化を詳しく理解できる紹介動画といえます。
英語ナレーション、日本語字幕で作成している点も、海外・日本の両方で使用できる動画となっています。
5.新明和工業のグローバル展開 ーグローバルに活躍する従業員の声ー
創業100年を超えた新明和工業のグローバル展開を負った会社紹介動画です。
歴史、事業紹介から始まり、現在展開している事業について紹介しています。
また、国内トップシェアを誇る企業として、グローバル市場で活躍する社員にインタビューを行い、グローバル展開のやりがいと面白さを伝えています。
まとめ
海外営業など、事業に従事する求職者向けの動画であれば、ロゴスのように仕事の面白さにフォーカスするのもいいでしょう。
海外にいる顧客向けの動画であれば、土屋鞄製作所のようにブランドの世界観を動画で体現することが重要です。
また、発信先の対象者の言語にも気を配る必要があります。
海外・日本双方での展開を考えるのであれば、英語音声を主軸に日本語字幕をつけるほか、内容を洗練させることで英語のキャッチコピーのみで展開する方法も効果的です。
