ロボットが人の代わりに料理をし、洗濯や掃除を済ませ買い物にでかける。
そんな空想上の「未来」が、いま現実のものになりつつあります。
調理ロボットや清掃ロボットなど、さまざまな形のロボットが、事業で導入される流れが生まれています。
そんなビジネスで活躍するサービスロボットについて、特徴や魅力を発信している動画をご紹介します。
目次
1)人の代わりにロボットが料理するラバートチキン
2)楽天、パナソニックHDおよび西友、自動配送ロボット(UGV)の公道走行による配送サービスをつくば市内で提供開始
3)飲料用陳列ロボット
4)呼び出し機能付き配送ロボット『HolaBot』
5)複合型サービスロボット”Toritoss”
まとめ
1.人の代わりにロボットが料理するラバートチキン
人の手ではなく、ロボットが調理する実際の流れを納めた紹介動画です。
ソウルにあるお店では、店内に入った客がディスプレイで注文をすると、調理ロボットが軌道。
小麦粉、カットされた鶏肉という、料理に必要な素材をセンサーで受け取り、粉付けを行います。
その後、衣がついた肉を油に投入。徹底された温度管理の下、均一に調理された唐揚げが完成します。
調理で使った器具を自動洗浄する流れも映されており、人間の手を借りずに料理が出来上がる流れを見ることができます。
深刻な人手不足を抱える飲食店にとって、ロボットの活躍が画期的な解決策になるかもしれない。
そんな期待を抱かせてくれる紹介動画です。
2.楽天、パナソニックHDおよび西友、自動配送ロボット(UGV)の公道走行による配送サービスをつくば市内で提供開始
「買い物にいけない」「配送は大変」
そんな利用者と店舗側の悩みを一度に解決する、自動配送ロボットの紹介動画です。
紹介動画では、楽天等が提供する配送サービスの様子が納められています。
子どもと一緒で、なかなか買い物に行くのが難しい。そんな状況から、スマホを使って注文を完了。
注文した品は、店舗側でスタッフがピックアップし、自動配送ロボットにセット。
ロボットの自動安全走行で、目的地まで無事にたどり着く様子がわかります。
少子高齢化や育児、介護など、さまざまなシーンで活躍する未来が想像できる紹介動画といえます。
3.飲料用陳列ロボット
見えないところで働いている「誰か」はロボットかもしれない。
そんな未来を現実にするのが、飲料用陳列ロボットです。
株式会社オカムラの飲料用陳列ロボットは、コンビニや店舗など、商品陳列が必要な業態で活躍します。
人がいない時間帯の業務でも、問題なく稼働する様子が伝わってきます。
4.呼び出し機能付き配送ロボット『HolaBot』
飲食店の配膳ロボットや片付けロボットといった、さまざまなサービスロボットが登場しています。
呼び出し機能付き配送ロボット「HolaBot」もその一つです。
片付けが必要なテーブルに、センサーを使ってロボットを呼び出すことが可能です。
飲食スペースから、裏側のキッチンまで、重い食器を運ぶ業務から人が解放される様子が映し出されています。
複数の指示にも対応する配送ロボットは、調理ロボットや配膳ロボットと同様に、飲食店の人材コストを押さえる可能性が示されています。
5.複合型サービスロボット”Toritoss”
人手不足という社会課題に貢献する、オムロンのサービスロボットの紹介動画です。
冒頭で企業が抱える悩みを掲示し、それを解消するロボットの特徴を端的にまとめています。
ロボットを導入することで、人員不足によるサービスの質の低下を回避。
また、人とは違う形で労働効率を向上させ、これまでとは違う形で、労働のパフォーマンスをアップさせることがわかります。
ロボットだからこそ実現できるサービスの形について、掲示している動画といえるでしょう。
まとめ
サービスロボットの紹介動画では、導入対象である「企業」か、もしくはサービスを利用する「消費者」か、どちらをターゲットにして制作するのかを明確にすることが大切です。
ロボットの普及を目指すのであれば、導入を検討している企業を対象に、サービスロボットを利用することで得られるメリットを中心にまとめましょう。
一方、実際の利用場面をまとめた動画では、消費者の不安を減らし、社会での導入を推し進める効果が期待できます。