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2017.03.22

ARがつくるこれからの未来

最近よく耳にするAR。ゲームアプリケーション以外にも、日常生活で気づかないうちに、ARコンテンツを目にしているかも知れません。ここではARの技術とその未来について、紹介していきます。



目次

1 ARとはなにか

2 現代のAR技術

3 ARを用いたアプリケーション

4 ARの技術の進歩

5 これからのAR

6 まとめ




1 ARとはなにか

「AR」とは、アグメンティッド・リアリティ(Augmented Reality)の略語で、日本語に翻訳すると、「拡張現実」という意味です。2016年あたりから流行語になり、2016年はAR/VR元年とも言われていました。「VR」はバーチャルリアリティ(virtual reali-ty)の略語で、「仮想現実」という意味です。

具体的にARとはどういった技術なのでしょうか。スマートフォンやウエアラブルデバイスを利用し、現実世界に情報を付与することをARと呼びます。例えばなにも置かれていない場所を、デバイスを通して見ることにより情報が閲覧できる。これがARです。だれもいないコンサート会場のステージにスマートフォンをかざすと、コンサートが始まる、といった技術がすでに現実のものとなっています。

初音ミク降臨ARライブ in ナレッジキャピタル




2 現代のAR技術

ARの歴史は意外と古く、1990年代頃から実用化しはじめました。初期の頃には医療用や軍事用などの技術開発が中心でしたが、2000年代あたりから、エンターテイメントや、ショッピング、ビジネスといった身近なアプリケーションにARが使われるようになりました。

2011年には、「Ingress」というARを利用したゲームアプリケーションが開始され、とても話題になりました。 Googleマップを用いて、現実世界にある史跡や名所を使い、陣取りを行うというゲームです。ユーザーはスマートフォンを見ながら現実世界を歩き、現実にある史跡に設置されている「ポータル」で、陣取りを行います。ナイアンティック社が開発したIngressの技術は、2016年に大流行した「Pokemon GO」にも用いられています。

Ingress - It's Time To Move




3 ARを用いたアプリケーション

エンターテイメントや、ゲームアプリケーションのイメージが強いARとVRですが、ビジネスやショッピング、教育など様々な分野に活用されています。

イケアのARアプリケーションは、スマートフォンやタブレットで、家具を選び、現実世界の家具を起きたい場所にイケアカタログを置くと、実際に家具を設置したイメージを閲覧することができます。他にも家電のサイズが設置したい場所に入るのか、確認できるアプリケーションもあります。

IKEA 2016 Catalogue: Augmented Reality




4 ARの技術の進歩

スマートフォン以外でも、ARを活用する技術があります。例えば巨大モニターで映した現実世界のリアルタイム映像に、拡張現実の情報を付与することもできます。ショッピングモールのデジタルサイネージでは、AR技術を活用した風船割りゲームなどがあり、子供たちに人気です。モニターに現実世界の自分自身が映し出され、風船を割ったり、星を捕まえたりといったゲームを楽しむのです。

Dinosaur AR Vision PV -ARAPPLI SIGNAGE-

グーグルグラスなどの、身につけるARデバイス「ウエアラブルデバイス」は、技術的には既に現実のものとなっています。ですが、それほど世の中に浸透していません。日常的にデバイスを身につけることに、人々が不自由さを感じるのかも知れません。ウエアラブルデバイスよりも、スマートフォンによるARが先に普及しました。

Get Directions [through Google Glass]

ARを技術を用いたゲームの特徴は「実際に体を動かすことを楽しむ」といった部分でしょう。IngressやPokemon GOは「歩きゲー」とも呼ばれていました。現実世界をたくさん歩くことによって、ゲームが進行していくので、ゲームにのめり込むほどに健康になり、ダイエットにも役立ちます。ARゲームとヘルスケアは相性のよいコンテンツだと言えるでしょう。

HADO v2




5 これからのAR

ARによる家具家電のオンラインショッピングや、ファッションの仮想試着などは、すでに実現しています。これからのARは、更に人々の生活に密着し、当たり前のものとなっていくでしょう。

ARのデバイスは、現在スマートフォンを通して閲覧するのが主流ですが、近い将来、ウエアラブルデバイスが更に普及されることが予想されます。眼鏡型デバイスも既に実現しているのですが、更に軽量化が進み価格も安価になれば、多くの人がウエアラブルデバイスを日常的に身につけることでしょう。

さらに、デバイスを用いないAR技術が実現する可能性もあります。映画「アイアンマン」のトニー・スタークが、アイアンマンを設計するシーンでは、現実世界に立体映像が立ち上がり、両手で操作することで、設計図を組み立てていました。あの映画のように、現実世界に仮想現実が映し出される時代が、くるのかも知れません。

2020年の「ワークスペース」未来動画




6 まとめ

ARの技術は既に我々の身近にあり、現実のものとなっています。これからの技術の進歩で、ARは更に自然に生活に溶け込み、活用されていくことになるでしょう。現在はスマートフォンを用いたARが主流ですが、これから先の未来、より軽量化したウエアラブルデバイスが開発され、身近なものになっていくことが予想されます。

2017.03.17

AR誕生の歴史

ここ最近よく耳にする、ARやVR。よく似ているその2つの違いはなんなのでしょうか。ここでは、ARとはどのような技術なのか、また、ARの誕生と歴史、その技術の進歩についてご紹介します。 



目次

1 ARとVR

2 ARとはどのような技術なのか

 2.1 ARとVRの違い

3 ARの誕生

4 ARの技術の進歩

5 ARデバイスの進歩

6 まとめ




1 ARとVR

2016年あたりから、ARやVRと言った言葉が流行になりました。2016年はVR元年とも言われています。ここ最近で急速に実用化が進んできたARですが、実はもっと以前から、ARは我々の身の回りで活用されてきました。では、AR、VRとは具体的にはなんのことでしょうか。ARとは、アグメンティッド・リアリティ(Augmented Reality)の略語で、日本語に翻訳すると、「拡張現実」という意味です。VRはバーチャルリアリティ(virtual reality)の略語で、「仮想現実」と訳されます。




2 ARとはどのような技術なのか

ARとは、何らかのデバイスを利用し、現実世界に情報を付与することです。具体的には、グーグルグラスなどをイメージするとわかりやすいでしょう。例えば我々の住む現実世界に、石碑が建っていたとします。一見してもそれがなんの石碑なのかがわかりません。しかし、デバイスを通して見ると、石碑に情報が付加されている、これが拡張現実です。漫画のドラゴンボールに出てくるスカウターも、それを通して相手の強さを表示する、ARデバイスの一種と言えるでしょう。

Google Glass How-to: Getting Started




2.1 ARとVRの違い

VRはARと近いもので、VRを用いたARといった技術もあります。ARは現実世界に情報や仮想の物体を付加します。それに対しVRは、コンピューター上に仮想の世界を作り、デバイスを通してその世界を閲覧します。

PlayStation VR - Games Preview Summer 2016 | PSVR




3 ARの誕生

ARの歴史は、我々が想像しているよりもずっと古いものです。1968年、アメリカの計算機科学者、アイバン・エドワード・サザランドが、最初のARとVRである、ヘッドマウントディスプレイシステム「The Sword of Damocles」を生み出しました。シースルーのヘッドマウントディスプレイを使用し、現実世界にコンピューターグラフィックスの画像を重ねて見せるといったシステムでしたが、当時の機器はとても大きくて重く、天井に繋いで支えないと装着できないほどでした。ですが、この時代から、ARとVRの技術は研究されていたのです。

Ivan Sutherland - Head Mounted Display




4 ARの技術の進歩

1990年代に入ると、ARの技術は急速に進歩し、実用化し始めます。エンターテイメントの分野においては、まだ機器も巨大で、高額だったために、主に医療用や軍事用に活用され始めました。戦闘機にヘッドマウントディスプレイが利用されていました。

2000年代になり、スマートフォンが普及すると、一般的にもARの技術が活用されるようになりました。2008年に話題になった「セカイカメラ」も、ARの技術を用いたものです。スマートフォンを通して自分の立っている場所から景色を眺めると、町並みに情報が追加された映像が閲覧できました。「あの建物にはアパレルショップが入っている」「数十メートル先に行けばカフェがある」といった具合に、目の前に見えている景色に、ショップやランドマークのアイコンが表示されていたのです。

セカイカメラの紹介(NHK Vision-e)

2016年に大流行した「Pokemon GO」は、ARを活用したゲームアプリケーションです。現実世界の地図上にポケモンが出現し、その場所まで歩いていくことで、ポケモンに遭遇することができます。ユーザーはスマートフォンを通して現実世界を閲覧し、いつもの通学路や公園にポケモンの姿を発見することができます。拡張現実の世界にいるポケモンにモンスターボールを投げ、捕獲することができるのです。

Pokémon GO - Get Up and Go!




5 ARデバイスの進歩

ARを研究していた技術者は、様々なデバイスを開発してきました。サザランドのヘッドマウントディスプレイシステムもARデバイスです。研究が進むにつれて、より軽く、より安価なデバイスが開発されました。「ウエアラブルデバイス」とは、ヘッドマウントディスプレイのように、体に装着するシステムのことを言います。グーグルグラスもウエアラブルデバイスです。

しかし、現代において活用されているARは、スマートフォンやタブレットを活用したものが多いのです。グーグルグラスも革新的なデバイスでしたが、それほど普及しませんでした。まだ、ウエアラブルデバイスを日常に装着するのが恥ずかしい、といった印象もあるのでしょう。スマートフォンなら、新しくデバイスを購入する必要もありません。世界的に多くの人々がスマートフォンを手にしている現代、スマートフォンを通して拡張現実の世界を見ることが、手軽に実現しました。

AR技術で「動く教科書」

[HD]2分でわかる ぬりえARサービス紹介




6 まとめ

歴史的に様々なデバイスを開発してきたAR技術ですが、現代において、一番手軽な方法としてスマートフォンやタブレットが活用されています。しかし、技術的にはウエアラブルデバイスも、実用化されているのです。近いうちにどこかでブレイクスルーがおき、人々が当たり前のように、ウエアラブルデバイスを装着している、そんな時代が到来するのかも知れません。

2017.01.09

背景動画を使ったかっこいいWEBサイト事例集

近年、背景にイメージ動画を使ったWEBサイトが多く見られます。モバイル端末の普及、インターネットの高速化などにより、サイトに大きな動画を表示することができるようになり、集客や販売の効果を上げています。ここでは、WEBサイトに背景動画を設置するメリットや、活用事例などを紹介します。



目次

1 WEBサイトの背景動画とは

2 埋め込み動画と背景動画の違い

 2.1 外部サイト埋め込み動画

 2.2 背景動画

3 背景動画を設置するメリット

4 イメージ戦略としての動画

5 商品を魅力的に見せるための動画

6 海外の背景動画事例

7 国内の背景動画事例

8 モバイル端末の対応

9 まとめ




1 WEBサイトの背景動画とは

数年前から、背景動画を利用したWEBサイトが増えてきました。ブラウザでWEBサイトを開くと、画面いっぱいに動画が再生され、動画の上に社名やサービス名などのロゴ、コンテンツのボタンなどが表示されるようなサイトです。多くの企業のWEBサイトに、背景動画が取り入れられています。

流行の原因はいくつか考えられます。HTML5というWEBサイト記述用の言語が普及し、音声や動画の表示が容易になったことも、その理由のひとつです。また、インターネットの高速化も、WEB動画の普及に貢献しています。現代は、自宅のパソコンのみならず、スマートフォンでも、光速通信で快適に動画を閲覧することができます。

近年、企業によっては、サービスや商品ごとに複数のWEBサイトを持つようになりました。それぞれの商品のイメージに合わせたサイト制作を制作することにより、よりターゲットを絞った販売戦略を立てることができます。




2 埋め込み動画と背景動画の違い

一般的に見かけられるコンピュータグラフィックスの種類は、大きく二つに分類されます。それは「2DCG」と「3DCG」です。

WEBサイトに表示される動画には、いくつかの種類があります。YouTubeなどの外部サイトの動画を埋め込むケースや、自社のサーバー内にアップロードした動画を読み込むケースなどが考えられます。




2.1 外部サイト埋め込み動画

YouTubeやVimeoなどの、動画投稿サイトに、動画をアップロードし、自社のWEBサイトのページに埋め込むことができます。ページの一部に小画面を作り、再生ボタンを押すことによって外部動画が読み込まれ、再生されるケースがほとんどです。自社サーバーに負荷がかからないために、読み込みが重くなりにくいというメリットがあります。

まれに、YouTubeなどの外部動画を、サイトに全画面表示し、ページの読み込みと同時に再生を始めることによって、背景動画のように見せている場合もあります。




2.2 背景動画

一般的には、自社のWEBサイトが置かれているサーバーに、背景用の動画データ置き、そこから読み込んだものを背景動画として利用することが多いです。WEBサイトを訪問したユーザーが、動画を再生するためにボタンをクリックしたりする必要がありません。

あまり高画質で時間の長い動画を背景にしてしまうと、読み込みに時間がかかり、サイト訪問者の利便性が悪くなってしまうので、注意が必要です。




3 背景動画を設置するメリット

背景動画の一番のメリットは、WEBサイト訪問者の感覚に一瞬で訴えることができるところです。たまたまWEBサイトをクリックし、内容を読まないでそのままブラウザを閉じてしまうユーザーでも、動画なら視界に入ります。そこで商品やサービスの魅力を伝えることができれば、サイトにとどまる率も高くなる可能性があります。

また、SEO的に見ても、トップページに動画が掲載されているWEBサイトは、上位に表示される傾向があります。Google検索の表示アルゴリズムは定期的に変更されますが、2016年現在の時点では、動画のタグを読み取った場合、動画のないサイトよりも検索結果の上位に表示されるようです。

電通の調査によると、動画を見ていないユーザーよりも、動画を見たユーザーの方が、二倍に近い購買につながるそうです。

参照元:YouTube投稿動画の広告効果はいかに--電通とグーグルが共同調査




4 イメージ戦略としての動画

企業イメージアップなどの、ブランディングのための動画は、ユーザーに目的意識がない場合、視聴してもらえることはありません。例えば、ある企業のことを知りたいと思い、WEBサイトを訪問したとしても、わざわざイメージ動画を見てもらえるとは限りません。そのようなユーザーに対しては、背景動画は非常に協力なツールとなります。サイトを見ている間、自動的にイメージビデオを視聴している状態にあるともいえます。

工房や、厨房などで、製品を制作している最中の映像を、ドキュメンタリーのように使用すれば、作り手の顔が見えるということによって、信頼感を得られます。




5 商品を魅力的に見せるための動画

商品やサービスのためのランディングページの場合、その商品そのものの動画、利用している動画などを背景動画にすれば、WEBサイトを閲覧している間に、商品の魅力を感じてもらうことができます。製品の認知度を高め、理解を深める効果があります。

商品を紹介する場合は、画質にこだわりすぎると表示速度が遅なり、レスポンスに影響します。背景動画では商品のイメージを伝えるだけにとどめ、詳細な仕様を伝えたい場合には、別ページで埋め込み動画などを利用した方が良いでしょう。




6 海外の背景動画事例

Lexus
レクサスの海外サイトです。背景動画に加えて、画面をスクロールするとモーションもします。

the Q
デジタルカメラのWEBサイトです。ターゲットの若い女性に絞った動画となっています。

Optimo chicago
帽子店のオンラインショップです。一見静止画の背景のように見えますが、一定の間隔で、背景を車が通り抜けます。

YANAGIU KAMIKO
海外向けの、手すき和紙工房のサイトです。職人のイメージが高級感を演出しています。

SONIA by Sonia Rykiel
ハイセンスなファッションブランドのWEBサイトです。




7 国内の背景動画事例

オーディオテクニカ ATH-MSR7
ヘッドホンの商品サイトです。高級感があり、商品全体の形状も伝わってきます。

トロピカーナ
フルーツジュース、トロピカーナの商品紹介サイトです。果樹園のフルーツを撮影した短い動画が背景になっています。

丸京染色株式会社
短い背景動画の中で、伝統と技術を感じることができます。

logbar
ウエアラブル翻訳デバイスの紹介サイトです。開発時の動画が背景になっています。

GUCCIオフィシャルサイト
ファッションブランドのWEBサイトです。アダムとイブを連想させる、短い背景動画を用いています。




8 モバイル端末の対応

上記で紹介したような、シングルカラムで動画が画面いっぱいに表示されるようなWEBサイトは、スマートフォンの普及とともに増えてきました。数年前まで、多くのWEBサイトでは、トップページに様々な情報が盛り込まれ、サイト内コンテンツへのリンク動線が確保されていました。しかし、スマートフォンが普及しだすとともに、トップページはすっきりとした、シンプルな静止画や動画で、スクロールをして情報を見せるWEBサイトが多くなってきています。

また、インターネット対応のテレビなどでWEBサイトを閲覧する場合も、従来のような情報の多いトップページよりは、スクロールするタイプのWEBサイトの方が便利です。インターネット対応テレビには、マウスが接続されていない場合が多いので、ボタンでスクロールできれば、ユーザビリティーが高いと言えます。

このように、WEBサイトを閲覧する環境がマルチデバイス化されたことによって、それぞれの端末に背景動画を対応させる必要が出てきます。スマートフォンなどのモバイル端末の場合には、軽い動画であればそのまま背景動画として設定することもできます。少し長さのある動画や、高画質のためにデータ量を多く使用する場合、モバイル端末のみの設定を変える必要があります。モバイルのみ静止画表示、モバイルのみボタンで背景動画を表示する、などの選択肢があります。




9 まとめ

インターネットの高速化と、動画制作技術の進んだ現代において、背景動画を利用したWEBサイトの制作は、押さえておきたい技術のひとつです。数秒しかないごく短い動画でも、ブランディングに高い効果が見込まれます。WEBサイトの目的を明確にし、ターゲットに狙いを定めたサイトづくりを意識しましょう。

2017.01.06

ホームページ動画事例集(国内・海外)

ほとんどの企業がウェブサイトを持つ現代、ホームページに掲載された動画には高い効果が見込まれます。多くの人々が、動画を再生できる端末を持っているので、ソーシャルネットワークで話題に上るためにも、動画は効果的です。ここでは、ホームページ動画とその活用事例についてご紹介します。


目次

1 ホームページの目的

 1.1 会社案内としてのウェブサイト

 1.2 ショップとしてのウェブサイト

 1.3 窓口としてのウェブサイト

 1.4 ランディングページ

2 動画の種類

 2.1 ブラウザ埋め込み型

 2.2 外部サイト埋込み型

 2.3 フラッシュ動画

3 リッチコンテンツとは

4 ホームページに動画を設置するメリット

5 動画の持つ効果

6 海外の動画事例

7 国内の動画事例

8 まとめ


1 ホームページの目的

ホームページとは、企業などがインターネット上に持つ、情報サイト、ウェブサイトのことを言います。本来、ホームページとは、ウェブサイトにアクセスしたときに、一番最初に表示されるページの名称ですが、ウェブサイト全体のことを「ホームページ」と呼ぶ人もいます。

現代ではほとんどの企業が自社のウェブサイト(ホームページ)を持っています。ウェブサイトを制作、運営するにあたって、「なんのためにそのサイトを設置するのか」を明確にする必要があります。目的によっては、必ずしもリッチなコンテツにする必要はありませんし、むしろ逆効果になる場合もあります。


1.1 会社案内としてのウェブサイト

企業を紹介する情報が記載されたウェブサイトです。業務内容や企業理念などが記載されます。企業の印象を左右するウェブサイトなので、企業のイメージにあったデザイン、サイト構成にする必要があります。


1.2 ショップとしてのウェブサイト

自社の商品やサービスを販売するためのウェブサイトです。企業情報などは前面に出す必要はなく、商品やサービスのイメージ、メインターゲットの好みを重視します。ショッピングカートや決算システムを利用するため、過剰にリッチなコンテンツにすると、サイトそのものの利便性が損なわれることになります。


1.3 窓口としてのウェブサイト

資料請求や問い合わせなどのためのウェブサイトです。メールフォームを設置しておけば、電話対応を減らす効果もあります。シンプルな構成で、利用者が分かりやすいインターフェイスにする必要があります。


1.4 ランディングページ

ランディングページとは、インターネット広告をクリックしたときに表示されるウェブサイトのことです。企業の全ての情報を入れる必要はなく、一つのサービスや一つの商品の情報を提示する、チラシのようなサイト構成がなされている場合が多いです。

コクヨ
すっきりとしたサイト構成で、動画は小さく埋め込まれるのみとなっています。

ノエビア
化粧品を販売するショッピングサイトですが、使い方などを動画で紹介しています。


2 ウェブ動画の種類

ウェブサイトに掲載される動画は、大きくいくつかの種類に分けられます。ウェブサイトに埋め込まれた動画は、便利で印象も良いですが、YouTubeなどの外部サイトの動画を埋め込んだ場合は、その動画サイトから、自社サイトへの流入も確保することができます。


2.1 ブラウザ埋め込み型

ウェブサイトを記述する言語のHTMLを用いて、動画を直接ウェブサイトに埋め込みます。ウェブサイトを訪問したユーザーは、特別な操作をする必要がなく、自動的に動画が表示されます。ブラウザでの読み込みを必要とするので、長時間の動画や高画質の動画の場合、ページの表示速度が遅くなる問題があるために、適切なサイズと長さで制作する必要があります。


2.2 外部サイト埋込み型

YouTubeやニコニコ動画などの、外部の動画投稿サイトに動画をアップロードし、それを埋め込む方式です。動画を見るためには、ユーザーが再生ボタンを押す必要がありますが、自社サーバーに負担がかからないので、再生速度なども比較的早いですし、長時間の動画を掲載することも容易です。


2.3 フラッシュ動画

アドビシステムズの提供する動画システムで、マウスクリックで変化するなどのリアクションを指定することができますが、iPhoneなど一部のスマートフォンで表示できない問題があります。


3 リッチコンテンツとは

静止画と文字のみの情報にとどまらず、動画、音声、アニメーション、コンピュータグラフィックスなどを取り入れたコンテンツを、リッチコンテンツと呼びます。目的に応じで活用することによって、高い集客効果、イメージアップ戦略を図ることが可能です。

ウェブサイトで音楽を流すことについては、賛否両論があります。音楽は人の感情を揺さぶることができるので、うまくいけば非常に高い効果が得られます。しかし、ウェブサイトを閲覧する状況は人それぞれです。学校や職場でなにげなく開いたウェブサイトから、突然音楽が再生されれれば、人はすぐにそのウェブサイトをとじてしまいます。そのため、表示と同時に音楽が再生されるのではなく、「音楽が再生されます」と警告表示され、数秒経ってから動画の始まるサイト、音声ボタンを押すまで音声が再生されないサイトなど、様々な工夫がなされています。


4 動画の持つ効果

動画は、文字や静止画のみの情報よりも人の目を惹きつけ、かつ記憶に残るという効果があります。文字情報が能動的な情報だとすれば、動画は能動的にも、働きかけることが可能です。ウェブサイトを訪問したユーザーに、無意識のうちに企業イメージや、商品の品質などを植え付けることができます。

現代では、個人のパソコンの普及、スマートフォンの普及により、ウェブサイトの動画を視聴することが容易になりました。掲載された動画がユニークであれば、視聴したユーザーがSNSなどに投稿し、口コミで訪問客が増えるというメリットもあります。

現在、小学生の将来なりたい職業の上位には、「YouTuber(ユーチューバー)」がランキングされています。火付け役の、ヒカキン、はじめしゃちょーなどの投稿動画は、そのほとんどが「商品を紹介する動画」「ゲームなどのサービスを紹介する動画」です。人気のYouTuberに紹介された商品は、爆発的に売れ、品切れになる場合もあります。「動画で紹介された商品を購入する」という行為が、今の子供たちには当たり前のことになっているのです。

売り切れ続出のスタバプリンは美味いのか!?
人気YouTuberによる商品紹介動画です。子供たちに絶大な人気があります。


5 ホームページに動画を設置するメリット

問い合わせのためのウェブサイトなど、一部にはリッチにする必要のないウェブサイトもあります。しかし、商品やサービスを販売するためには、ウェブサイトに動画を掲載することによって、高い効果が見込まれます。

商品の販売サイトそのものに動画を埋め込むことによって、利便性が損なわれることが心配な場合は、商品を紹介するためのランディングページを別個に制作するのも一つの手です。動画を用いたランディングページで、商品への期待値と理解を高め、販売サイトへの動線をつなげます。


6 海外の動画事例

ARMANI.com
ファッションブランド、アルマーニのウェブサイトです。モノクロの動画で、ハイセンスなイメージを感じさせます。

UCC
UCCの海外サイトです。日本のUCCのサイトとは印象の違う、コーヒーにまつわる動画が再生されるサイトです。

Discover bagigia
バッグのオンラインショップです。スクロールすると、バッグがくるくるとモーションします。

sweetleaf
商品イメージに合わせた、楽しいアニメーション動画が用いられたウェブサイトです。

Melanie.F
フランスの靴メーカーのショップサイトです。ムービーを読み込むときのカウントダウン表示さえもおしゃれにデザインされています。


7 海外の動画事例

日清食品
モノクロの斬新な動画アニメーションが埋め込まれたウェブサイトです。クリックすると、YouTubeの動画が再生されます。

MUJI TO RELAX
無印良品のウェブサイトには、YouTubeの埋め込み動画が利用されています。

MOSUDO!
ドーナツやハンバーガーの動画を画面いっぱいに表示し、商品の魅力を伝えているウェブサイトです。

iRobot
自動掃除機ルンバの紹介サイトです。クリックするとモーションしたり、フローティングします。

ル・クルーゼ
YouTubeの埋め込み動画が用いられています。また、サイト全体もスクロールすることによりモーションします。


8 まとめ

ホームページ動画を活用することによって、企業のイメージアップを図ったり、商品についてのより詳しい情報を、ユーザーに知ってもらうことが可能です。どのような目的でウェブサイトを作るのかを明確にし、その目的に沿った動画の制作を依頼することで、より高い効果を得ることができます。

これからの先の時代には、「商品の紹介動画で育ってきた子供たち」がユーザとなります。ウェブサイトの目的や方向性が決まれば、サイトの利便性を損なわずにホームページ動画を導入することができます。

2016.12.21

CG動画はここまで進化した!

映画やゲームなどで、私たちはCG動画をよく目にします。しかし、それとは気づかなくても、テレビ番組やコマーシャル、スマートフォンのアプリなどにもたくさんのCG動画が利用されています。そんな、CG動画についてご紹介します。



目次

1 CGとはなにか?

 1.1 CGの種類

2 CG動画の歴史

3 現代のCG動画

4 世界のCG動画の事例

 4.1 海外のCG動画

4.2 日本のCG動画

5 映画のCG動画

6 ゲームのCG動画

7 これからのCG動画

8 まとめ




1 CGとはなにか?

CGとは、コンピューターグラフィックス(computer graphics)の略語で、コンピューターを利用して描かれる、静止画や動画のことです。一般的にコンピュータグラフィックスというと、現実と見紛うようなリアルな描写をイメージしますが、コンピューターで描かれたものは、全てコンピューターグラフィックスです。現代においては、実写映像以外のほとんどのテレビアニメーションや、テレビコマーシャルの制作にコンピューターが用いられます。それらは全て、コンピュータグラフィックスと言えます。




1.1 CGの種類

一般的に見かけられるコンピュータグラフィックスの種類は、大きく二つに分類されます。それは「2DCG」と「3DCG」です。

2DCGは「二次元コンピュータグラフィックス(two dimensional computer graphics)」の略語で、平面的に見えるイラストレーションや、子供向けのテレビアニメーションなどに多く用いられています。紙などに描いた絵をスキャナーでコンピューターに取り込み、デジタル加工するケース、マウスやタブレットを用いて、コンピューター上で直接描画するケース、などがあります。

3DCGは「三次元コンピュータグラフィックス(three dimensional computer graphics)」の略語で、コンピューターの中に仮想空間を作り、そこに仮想の物体や人物、カメラを配置し、撮影をする技術です。実写映像並の高クオリティなグラフィックスを制作することも可能ですが、3DCGを一見2DCGのように見せかける技術もあります。

また、CAD(computer aided design)なども、CGの種類に含まれます。コンピューター上で設計図などを作図するシステムで、建築や機械設計、土木や電気設計などの分野に利用されます。


Animator vs. Animation (original)

2Dアニメーションを作るアニメータと、そのアニメキャラクターとの戦いが描かれています。アニメーションとしても秀逸ですが、2Dアニメーションがどのように作られているのかも、理解することができます。



3DCG制作の流れ

3DCGがどのように作られているのか、実例が紹介されています。




2 CG動画の歴史

コンピュータグラフィックスという言葉を始めて使ったのは、1960年代、ボーイング社のウィリアム・フェッターでした。その後、人工衛星の起動シュミレーションなどに、CG動画が用いられたり、実験的なアート作品が作られたりしました。

映画などに本格的にコンピュータグラフィックスが使用されるようになったのは、1982年、スティーブン・リズバーガー監督によって制作されたSF映画『トロン』が最初です。この映画は全編がコンピューターで制作されたわけではなく、96分中の、15分程度が、コンピューターグラフィックスとなります。1980年代のコンピューターグラフィックスは、まだ非常に制作コストが高く、近代的なSFをイメージした『トロン』を制作するために、その大半は、コンピューターグラフィックスに見せかけた手書きのアニメーションが使用されました。

その後、1980年代後半から、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが『リトルマーメイド』『美女と野獣』などに、コンピューターグラフィックスを用いましたが、それも映画の中の一部のみに留まっていました。

世界初のフルCGアニメーション映画は、1995年にピクサー・アニメーション・スタジオの制作した『トイ・ストーリー』です。ディズニーとピクサーは、共同でコンピューターグラフィックスの制作システムを作り、『トイ・ストーリー』では、81分の全編が、3DCGで制作されています。


One of the First Computer-Generated Films, from 1963 - AT&T Archives

エドワード・E・ジャックによる、人工衛星シュミレーション動画です。



1982 - トロン - 予告編

当時とても話題になった『トロン』の予告編です。多くの映画製作者やアーティストがトロンに影響をうけました。



リトル・マーメイド アンダー・ザ・シー - 1989 / 1999 - Under The Sea - Japanese

一見して従来のセルアニメーションのようですが、この頃から一部、コンピューターグラフィックスが利用されはじめました。



君はともだち (トイ・ストーリー)

世界初の、フルCG映画です。人物の描写などにはまだ違和感がありますが、当時としては画期的な技術の進歩でした。




3 現代のCG動画

現代では、コンピューターが普及し、CG動画の制作技術も進歩したために、ほとんどの動画アニメーションがCGで制作されるようになりました。

実写と見紛うようなフル3DCGが、映画やゲームに利用されているのはもちろんですが、見ていてそれとは気づかない、ほとんどの動画にコンピュータグラフィックスが利用されています。

トゥーンレンダリングという技術は、3DCGで制作したCG動画を、二次元のセル画のように見せかけます。従来のアニメーションでは時間がかかっていた動画の作成も、3DCGの技術を用いれば、モデルを一度制作するだけで、使いまわすことができます。


デジタルスタジオガラパゴ_ワイヤーフレーム.avi

より実写的な3DCGがどのように制作されているのかが理解できます。



How To Create Toon Style Animation In Blender

Blenderという、フリーの3DCG制作ソフトでも、ここまで高いクオリティのトゥーンレンダリングが可能です。




4 世界のCG動画の事例

CG動画の技術が一番進化しているのは、やはりアメリカでしょう。ハリウッドには、たくさんのコンピューターグラフィックスのスタジオがあり、一本の映画にかけられる予算も桁違いです。




4.1 海外のCG動画

アメリカのスタジオには、世界中から優秀なコンピューターグラフィックス技術者が集まります。しかし、アメリカ以外の国でも、映画やテレビ番組、コマーシャルなどに、日常的にCG動画が用いられています。 また、世界的なコンピュータの普及により、個人制作でもクオリティの高いCG動画が多く制作されています。


https://vimeo.com/57148705

R´ha [short movie]

ドイツの大学生が制作したCG動画です。とても個人制作とは思えないほどのクオリティです。



Action Movie Kid - Volume 01

CGクリエーターのお父さんが、息子を撮影したホームビデオにユーモラスな特撮加工を施したものです。




4.2 日本のCG動画

日本人は歴史的に見ても、物体に二次元的に捉えるのが得意な人種です。日本で浮世絵が流行し始めた頃、レオナルド・ダ・ヴィンチはすでに『モナリザ』を書いていました。西洋人は物体を立体的に捉え、アジアでは平面的にデザインしなおす、といった特徴があります。

そのため、日本で制作されたものは3DCGよりも、平面的な二次元アニメーションの方が、海外に受け入れられています。もちろん、日本で制作された、クオリティの高い3DCGもたくさんありますが、海外で評価され話題に登るのは、より二次元的なアニメーションが多いようです。ですが、日本でもかなりクオリディの高い3DCG動画は作られています。


Agni's Philosophy -- FINAL FANTASY REALTIME TECH DEMO

スクエアエニックスのデモンストレーション動画です。かなり高度な技術力が伺えます。




5 映画のCG動画

実写映画の特撮部分は、コンピューターグラフィックスにより制作されています。実際に撮影することが困難な、SF的描写や、爆発、モンスター、のみならず、ごくあたりまえの街の風景でさえも、ロケで撮影されたものではない場合があります。スタジオで撮影したあと、コンピューターで描画した背景を合成し、ロケで撮影したように見せかけます。


『シン・ゴジラ』白組によるCGメイキング映像

ゴジラはもちろんですが、ヘリコプター、戦車、爆発、破壊された街並みなど、多くにCG動画の技術が用いられています




6 ゲームのCG動画

テレビゲームやスマートフォンのゲームに用いられている動画は、ほぼ全てがコンピューターグラフィックスです(ごくまれに、実写を用いたゲームもあります) 一部のテレビゲームでは、3DCGで作られたキャラクターを、ユーザが自由に操作することができます。3DCGで作られた世界の中をプレイヤーが旅し、戦う姿が、ゲームプレイとともに描画されます。膨大なデータ量を必要としますが、現代では、1本のゲームディスクに入れられるデータ量は増えました。また、テクスチャなどの技術が進化し、より少ないデータ量で、より実写に近く見せる技術が発達してきています。


FINAL FANTASY XV TGS2016 トレーラー/ファイナルファンタジー15

ファイナルファンタジー最新作では、これだけの高画質なグラフィックスとゲーム内容が1枚のディスクに納められています。




7 これからのCG動画

2016年、再びVR(Virtual Reality)の技術が見直されています。2016年はVR元年だとも言われています。VRとは仮想現実のことで、コンピューターの中に作られた仮想の世界で、現実のような体験をすることです。

現代の技術では、両目に装着するタイプのディスプレイと、仮想現実内の物体を操作できるグローブなどで、あたかも3DCGの世界に入り込んでしまったかのような錯覚を起こすことができます。

これからは、よりVRや拡張現実AR(Augmented Reality)の進歩がすすみ、私たちは、日常的に、コンピューターグラフィックスの世界に住むことになるのかもしれません。 例えば、購入したい商品、試着したい洋服、部屋に置いてみたい家具、などがあれば、VRの技術を用いて実現することができます。顧客が、仮想現実世界で商品を手に取り、擬似的に利用して、その上で注文する、といった未来が、もうすぐ近くまで来ています。


「PlayStation VR」で地上411mを体験してみた!/Experience on the ground 411m in the " PlayStation VR "

TVモニターで見る限りはごく普通の3DCGですが、VRヘッドセットをつけることにより、まるで現実のように感じられます。




8 まとめ

映画やテレビゲームなどに用いられる、いかにも3DCGといった美麗なコンピューターグラフィックスのみならず、CG動画は気づかないうちに、私たちの生活の一部となっています。更にこれから技術が進歩していくなかで、コンピューターグラフィックスはごくあたりまえのものとなってくることでしょう。

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