会社の広報の一環として作成されるコーポレートムービーは、事業内容を発信するだけでなく、事業の将来性や差別化ポイントを伝えるのにも効果的です。
今回は、動画や写真、グラフィックスを活用し、事業の強みなどを伝えているコーポレートムービーをご紹介します。
目次
1)ピジョンコーポレートムービー2020 (日本語版/Full Ver.)
2)カトーレック株式会社 コーポレートムービー
3)【株式会社グラフ】2019年公式コーポレートムービー『his』
4)Nitto(日東電工(株)) コーポレートムービー
5)未来企画 コーポレートムービー
まとめ
1.ピジョンコーポレートムービー2020 (日本語版/Full Ver.)
育児用品を世界展開するピジョンのコーポレートムービーです。
創業してから、「愛を生むのは愛のみ」をモットーに、進化し続ける同社の歴史を伝えています。日本ではじめてキャップ式の広口哺乳期からはじまったピジョンの事業は、衛生性や病児、育児をサポートする視点から時代とともに哺乳器を進化させていきます。
同社の展開は、哺乳期にとどまらずマグやベビーカーなど、幅広い育児用品に広まっていきます。
ひとりひとりの赤ちゃんと向き合う、ピジョンの企業精神を伝えるコーポレートムービーです。
動画だけではなく、グラフィックスや写真を併用した歴史の伝え方が印象に残ります。
2.カトーレック株式会社 コーポレートムービー
モノづくりと流通をサポートするカトーレック株式会社のコーポレートムービーです。
グラフィックを効果的に利用し、全国・海外を含めた同社の事業展開を伝えています。
ロジスティクス事業だけでなく、エレクトロニクス事業も展開。
サプライチェーンをカバーすることで、顧客に貢献する事業詳細をさらに詳しく解説。
電子回路やプリント基板の設計、資材調達などのイメージしづらい仕事内容も動画と静止画を組み合わせることで、同社の事業の大きさがわかるコーポレートムービーとなっています。
3.【株式会社グラフ】2019年公式コーポレートムービー『his』
データの利用価値を最大限に拡張することをミッションとした、AI企業である株式会社グラフのコーポレートムービーです。
データを蓄積してアルゴリズムをもとに解析。クライアントにとって必要な支援やビジネス戦略を提供する同社の事業を、一人の悩みを解決するパートナーという立場から擬人化しています。
データ活用の重要性や可能性といった、同社の事業の魅力を教えてくれるコーポレートムービーです。
4.Nitto(日東電工(株)) コーポレートムービー
Nitto(日東電工)のコーポレートムービーです。
幅広い企業に材料を提供する高機能メーカーとして、グローバルな展開を続けてきた同社の歴史と事業の強みを、わかりやすくまとめています。
新しい発想で世界中のあらゆるところで人々の世界を豊かにする。ミッション、ビジョンがいかに具体的な企業の考え方をなしているかを、グラフィックスを使い丁寧に説明しています。
企業の経営理念が、どのような考えから発生しているのか。事業概要ではなく、戦略といった経営の根幹を説明することで、企業の将来性や差別化ポイントを押し出しているコーポレートムービーといえます。
5.未来企画 コーポレートムービー
サービス付き高齢者住宅や介護支援事業、訪問介護ステーション、保育園等を運営する未来企画のコーポレートムービーです。
メディカルサポート事業としてスタートした同社は、小規模の介護施設を発足。垣根のない空間をモットーに、いろんな人々が認めあえる場を医・食・住・学といった幅広い分野で事業を展開しています。
介護や福祉といった人と関わる領域で、地域に根差し発展していく企業のやさしさが伝わるコーポレートムービーといえます。
まとめ
企業の独自性の根幹となるのは、企業精神(ミッション)です。
ピジョンのように、一人一人の赤ちゃんに愛を持って向き合うという精神は、時代と個人のニーズに合わせて発展してきた育児用品事業の土台となっていることがわかります。
また、事業内容だけでなく、日東電工のように経営理念がどのような考え方から成り立っているのか、ミッションやビジョンを詳しく発信することは、事業の将来性や差別化ポイントを伝えることにつながります。
歴史や事業内容など、動画では説明しきれない部分は文字や写真、イラストやグラフなどを多用することで、より視覚的に理解しやすいコーポレートムービーに仕上がります。