思わず商品の愛が伝わるブランドムービー

ブランドムービーは、企業の顔とも呼べるもの。
商品の特徴を伝えるだけでなく、企業精神を可視化する効果があります。
企業がどんなことを大事にしているのか、事業を通じてどのような未来を作り上げたいと思っているのか、思わず商品への愛が伝わるようなブランドムービーをご紹介します。

 

目次

1)【freee】ブランドムービー2021「スモールビジネスを、世界の主役に。」

2)「いつもの日を愛の日に」パナソニックIHブランドムービー

3)ブランドムービー「わたしたちの未来は」ダイジェスト│ニコン

4)「食べる」のぜんぶを、あたらしく。|ZENBブランドムービー(Full Ver.)

5)カトヌック・ブランドムービー|アサヒグループ

まとめ

 

 

1.【freee】ブランドムービー2021「スモールビジネスを、世界の主役に。」

会計システム「freee」のブランドムービーでは、主なユーザーに焦点をあて、商品を通じて、企業が作り上げたい未来を描いています。
パン屋、半導体工場、老舗旅館、ツアーガイド。動画に登場するのは、いずれも「スモールビジネス」と呼ばれる中小企業の経営者たちです。
その生き生きと働く姿を映し出しながら、freeeが商品を通じてできることをメッセージに載せて蔦ています。
最後に映し出される「だれもが自由に経営できる環境をつくる」というコピーは、まさしく商品に込めた企業の想いを代弁するものといえるでしょう。

 

 

2.「いつもの日を愛の日に」パナソニックIHブランドムービー

パナソニックのブランドムービーは、IHクッキングヒーターを軸にした「家族の愛」をもとに、商品がつくるかけがえのない生活を描いています。
母に先立たれ、二人で暮らす父と娘。やがて娘は巣立ち、父に手渡された一冊のノート。
レシピに書かれていた「2」と「40」という数字から、商品の特徴をさりげなく伝えています。
商品名とキャッチコピーから、企業が製品に込めた想いを温かく伝えてくれるブランドムービーです。

 

 

3.ブランドムービー「わたしたちの未来は」ダイジェスト│ニコン

4人の高校生を軸に描いたブランドムービーのダイジェスト編。
ニコンのカメラが、若者が抱く未来への希望をうつしています。
動画のなかでは、実写とアニメーションの融合が特徴的です。
それぞれの若者が描く「未来」の部分をアニメーションにすることで、見る人に印象づけています。
カメラに限らず、熱中できる物事や希望があふれる夢があることの、素晴らしさを伝えてくれるようなブランドムービーといえます。

 

 

4.「食べる」のぜんぶを、あたらしく。|ZENBブランドムービー(Full Ver.)

ミツカングループが進める新たな食のプロジェクト「ZENB」は、これまで捨てられてきた食材の皮や芯、種といった部分も含め、野菜や豆を可能な限りまるごと使った商品を開発しています。
動画では、パスタソースやスナック、パスタヌードルなど、さまざまなZENBの商品を使った料理シーンが登場します。
また、家庭のなかだけでなく、運動している途中やレジャーに出かけた際など、利用シーンも豊富です。
温かみのある食卓に、健康と食の楽しさを感じることのできるブランドムービーといえます。

 

5.カトヌック・ブランドムービー|アサヒグループ

アサヒグループが手掛けるワインブランド「カトヌック」のブランドムービーです。
オーストラリアの広大な大地と、歴史あるブドウ畑。
ワイナリーの様子とワインバレルから注がれる赤い液体に、丹精込めて育てられたワインのおいしさを想像することができます。
ワイナリーの歴史とブランドの威厳が伝わるブランドムービーです。

 

 

 

まとめ

ブランドムービーには、商品の特徴を超えた企業の「想い」を込めることができます。
その商品を使うことで、変わる人々の生活。
作られる未来。
つながる歴史。
企業が最も大切にしたい、社会や人へのインパクトを映し出すことが、心に残るブランドムービーを作るポイントといえます。