高齢化社会が進む日本では、介護の現場で働く介護職員を必要としています。
しかし、求人に対する応募人数が少なく、どこの現場でも人手不足に悩まされているのが現状です。
介護の仕事が選ばれないのには、いくつもの要因がありますが、その一つとして介護技術に対する不安というものもあるはずです。
介護の専門学校はそういった介護技術に対する不安を無くし、介護される側もする側も、安心して関わり合えるような介護職員の育成を目指します。
人のためになる仕事ですが、その為にはまず自分を守る為に知識と技術を身に付ける必要があります。
専門的な知識と技術を得られる、そのことを正しく伝え、生徒の獲得に繋げるためには、プロモーション活動を行うことがとても重要になります。
当記事では、介護の専門学校にスポットを当て、どんな映像を用いてプロモーション活動をおこなっているか事例を紹介したいと思います。
目次
1)しらかわ介護福祉士専門学校
2)品川介護福祉専門学校
3)栃木介護福祉士専門学校
4)福山福祉専門学校
5)関東福祉専門学校
まとめ
1)しらかわ介護福祉士専門学校
介護は生きることを支えることと捉え、老人介護だけでなく身体障害、精神障害、知的障害を持つ人を支援する力を養えるしらかわ介護福祉士専門学校。授業毎に専門の講師がおり、専門的な目線、今までの経験から適切なレクチャー、アドバイスが受けられます。
また、施設介護や在宅介護等様々な業務形態を想定し、身体介護の技術だけでなく、調理等の生活支援の技術を学ぶ授業も用意されています。授業を受けながら、自分がどういった業務形態に向いているのかも考える機会になるはすです。
座学だけでなく、実際の現場を想定した用品も取り揃えられている為、授業を受ける事で現場に近い経験をする事ができ、就職に向けての不安が無くなっていくでしょう。
動画はリズミカルなギターのBGMで、白で統一された病院のような綺麗な校舎は清潔感に溢れており、綺麗なホテルのような環境で勉強が出来ると期待を感じさせます。動画の時間は短いのですが、その分専任の講師のメッセージ性も強く感じられるのではないでしょうか。
2)品川介護福祉専門学校
みんなの幸せの為に、笑顔作りのプロになる品川介護福祉専門学校。品川区独自の奨学金保証制度があり、希望の進路に進む事を叶える為の就職支援サポートの体制がしっかりしているというのは、とても心強い事です。
そして何よりも特徴的なのが、コミュニケーション能力の向上に力を入れているという事。介護の仕事はただの肉体労働ではありません。人と人とが密接に関わり合い、その中で生まれる様々なトラブル、問題解決の能力も必要とされており、言うならば接客のプロフェッショナルとも言えるでしょう。
また、実際の現場で行う研修の時間も充実している為、コミュニケーション技術だけでなく、介護職員技術もしっかりと身に付ける事が出来る為、すぐに即戦力として働く事ができ、自信を持って卒業する事ができます。
動画ではリポーターによるナレーションと実習や講義の様子が写し出されています。1分と短い時間ですが学校の様々な情報が盛り込まれており、添付して拡散したり、短い時間だからこそ見てもらいやすいというメリットもあります。
http://www.shinasha-kyoiku.or.jp/kaigo/#modal_movie
3)栃木介護福祉士専門学校
介護福祉士を目指す介護福祉科のみがある栃木介護福祉士専門学校は、これまでに1200名を越える卒業生を輩出してきました。
施設レクリエーション、メイクアップや演劇等、実際の現場で意外と必要とされる技術を学ぶ機会があり、どれも文化祭のように楽しみながら学習する事ができます。
また、就職についても学校が全面的にサポートし、これまでの就職内定率は抜群の実績を誇っています。学校を運営する福祉法人が県内にいくつも介護施設を持っており、他にも県内外の介護施設と提携を結んでいる為、実習だけでなく、就職先としても常に受け入れられやすくなっているのです。
動画は明るく前向きなBGMから始まり、実習の様子等、楽しく生き生きとした様子が写し出されています。ポイント毎に静止画も入れ込んでおり、撮影の時には見られなかった状況や表情も、後から写真データを呼び起こして使うことにより、本当に伝えたい事や見せたい物を表現出来るようです。
4)福山福祉専門学校
介護される人の生活を支え、心の豊かさを与える介護福祉士を目指せる福山福祉専門学校。学校の理念は、一人一人の能力を最大限に活かし引き伸ばす事とし、これまでに多くの社会に有意な人材を育成、輩出をしてきました。
授業は介護、こころと体の仕組み、人間と社会の分野をバランス良く学べ、座学と実技を効率良く組み合わせています。起き上がりや移動、食事介助等の実技演習は、様々な体の状態、病気を想定し、実際に生徒同士で被介護者の役を演じることで、介護される側の気持ちを汲み取り、その人に本当に必要な介護というものが出来ることを目指します。
また、施設での現場実習もあり、教科書には載っていない事を実際の現場で肌に感じながら、経験豊富な介護職員からアドバイスをもらうことができます。
動画ではどの学生も楽しそうにしており、介護の勉強や実習が楽しく行え、楽しく学校生活を送れるのではないかと期待出来ます。介護士のイメージカットは柔らかい光を使っており、それだけで優しい人物像をイメージされる効果があります。
5)関東福祉専門学校
人間の理解、社会制度、こころと体のしくみ、介護の方法論等様々な分野が学べ、そういった基礎カリキュラム以外にも、ボランティア活動や学校独自の特別授業等の課外授業もある関東福祉専門学校。
座学と実技を交互に行う為、座学で学んだ事をすぐに実践する機会もあり、施設実習では学校で学んだ事を確認しながら知識を経験に変える事が出来ます。
また、卒業後は大学3年次への編入も可能である為、進路の選択肢が広く、介護福祉士の資格を取ってから大学へ進む事が可能です。その為、大学を卒業している事が条件になる社会福祉士の資格取得も考えている人にはとても有意義な進路選択が出来るのではないでしょうか。
現場で働いている介護職員のキャリアアップの為の研修も行っている為、学生だけでなく、社会に出ている人にとっても魅力的な学校です。
動画はリズミカルなBGMでテンポよく映像が流れていく為、見飽きる事なく最後まで見る事が出来ます。また、動画は一時停止してじっくり見る事も出来る為、細かい情報は表にして写すだけでもその情報を必要としている人にとっては十分ありがたみのある情報源になるのではないでしょうか。
まとめ
介護の現場は、実際には資格無しや未経験の人でも働けるのが現状です。人手不足が深刻化している介護業界はいつでもどこでも求人があるのですが、やはり先の事を見据え、しっかりと基礎知識をつけてから仕事を始める事を望んでいる学生もたくさんいます。
現在では福祉系の専門学校や大学等、多くの場所で介護に関する勉強が可能である為、どこでどういった勉強をすればいいのか迷ってしまいます。
学校のパンフレットだけでは伝わらない事も、こういったプロモーション映像であれば、WEBサイトやyoutubeなどの動画サイトで、いつでもに気軽に、実際の授業の雰囲気や学生のリアルな声を届ける事が出来、学校独自の魅力を伝える力になるのではないでしょうか。