医薬品のCM映像事例

風邪、花粉症、便秘・・・病院に行くほどではないけれど、体が辛い。そんなとき、医薬品は体のつらさを楽にしてくれます。
ひとことで薬といっても、効果はさまざまです。薬局で医薬品を選ぶときは、長ったらしい説明よりも、わかりやすい効能を人は好みます。
CMも同じです。見た人が、どんな病気や症状に効く薬なのか端的に表現しているのが医薬品のCMの特徴。
薬局で手に入る医薬品を中心としたCMをあつめました。

 

 

目次

1. 「発見!アリナミン 医薬品だから効く」篇

2. タケダ漢方便秘薬「お通じ運動活性化!」篇(15秒)

3. 龍角散ダイレクト「のどを元気に、龍角散」15秒

4. おくすり飲めたね「忙しいママを応援」篇 30秒

5. 中外製薬 30秒CM 「世界にまだない薬をもとめて」篇

7. 中外製薬は夢を見る

まとめ

 

 

1. 「発見!アリナミン 医薬品だから効く」篇

タケダ薬品の「アリナミンA」のCMは、「正直、サプリメントだと思っていました」とはじまります。
名前は聞いたことがあるけれど、どんな医薬品か知らなかった。
そんな人に、意外な商品の特徴を短い時間で伝えています。
だるい・体が重い、疲れているときに医薬品だからこそ効果があることを印象づけるCMです。

 

 

2. タケダ漢方便秘薬「お通じ運動活性化!」篇(15秒)

女性にとって、便秘は苦しい悩みです。お腹は苦しいけれど、下剤や薬で無理に出すことはしたくない。
そうした女性の悩みにぴったりなのが、タケダ漢方便秘薬です。
CMでは、3人の女性が便秘で悩む姿を紹介します。薬を服用するのではなく、漢方は本来の大腸の力を取り戻すためのもの。
夜寝ている間に腸に効き、朝起きたら自然に近いお通じという点が、便秘で悩む女性の心をつかみます。
BGMや映像のフォントも、優しい雰囲気で女性に向けた印象を意識しています。

 

 

3. 龍角散ダイレクト「のどを元気に、龍角散」15秒 株式会社龍角散

乾燥した空気にノドがイガイガ。声が出なくなっても困るし、放っておいたら熱が出るかもしれない。
そうしたときにパッと取り出して手早く飲める龍角散ダイレクトは魅力的です。
水なしで飲めるというのも、ノドが変だなと思ったときにすぐ服用出来るため、うれしいポイント。
3歳以上であれば服用ができます。アニメタッチの映像から、男性でも女性でも子どもにも、幅広い年齢が対象の薬ということがわかります。

 

 

4. おくすり飲めたね「忙しいママを応援」篇 30秒 株式会社龍角散

子どもに薬を飲ませるのは、親にとって大仕事です。
風邪で薬が必要なのに、お薬の味を嫌がる子ども。無理矢理飲ませても吐き出してしまう・・・どうしたら、というときにぴったりな商品です。
ゼリー状の「おくすり飲めたね」に風邪薬を混ぜるだけ。子どもが好きなフルーツ味で、色もカラフル。ノドにつるんと入るため、嫌がる子どもでもすんなり薬を飲むことができます。
CMでは朝の慌ただしい時間を取り上げ、「忙しいママを応援」というコンセプトにぴったりのシーンを演出しています

 

 

5. 中外製薬 30秒CM 「世界にまだない薬をもとめて」篇

中外製薬の企業CMです。
大空や海の底、世界にまだない薬をもとめる企業のチャレンジ精神を表現しています。
新薬が生まれることで、世界が変わる。製薬会社としての社会的な使命を追い求める姿勢が伝わってきます。

 

 

6. 中外製薬は夢を見る

最後に紹介するのは、同じく中外製薬の企業CMです。薬や医療が発展することでの未来の夢が、このCMには詰まっています。
もし、手の上で健康診断ができたら。もし、病気を事前に回避できたら。
技術が発達すれば、薬が進化すれば、わたしたちの生活も生き方も変わっていく。
もっと健康で楽しく生きる人生を。薬の持っている希望を伝えてくれるCMです。

 

 

まとめ

風邪の症状はさまざま。医薬品のCMなら、効果をわかりやすく表現することが重要です。
熱に効く、鼻水が止まる、ノドがすっきりする。自分にあった薬の効果をもとに、消費者は医薬品を選びます。
そして、医薬品は体を楽にすることで、わたしたちの毎日を助けてくれます。そうした薬を作る製薬会社の理念を表したCMも、人の心の中に残ることでしょう。