採用コンセプトムービーとは、会社の価値や欲しい人物像など、採用の核となるメッセージを込めた動画です。
自社がなにを重視しているのか、メッセージを突き詰めることで、求職者に企業の魅力を伝えることができます。
今回は、思わず見入ってしまうような魅力ある採用コンセプトムービーをご紹介します。
目次
１）蔦屋書店コンセプトムービー
２）【JR東日本】コンセプトムービー「BE CREATIVE」
３）株式会社ベルク採用動画 ～働くプライド編～
４）【採用動画】 朝日建設株式会社 コンセプトムービー
５）PERSOL（パーソル）｜採用コンセプトムービー「Behind the Workers ～ビハインド・ザ・ワーカーズ～」
まとめ
1.蔦屋書店コンセプトムービー
カフェのテーブルやデッキで待っている犬。柔らかい木のぬくもりと暖炉の火に包まれているのは、「ライフスタイル書店」と銘打つ蔦屋の代官山店です。
ただのおしゃれな空間でも、スタイリッシュな本屋でもない。
蔦屋が目指しているのは、人々が自分らしく生き、自らの好きと向き合えるような場所づくりです。
気の合う仲間や、わくわくするような発見との出会いがある。蔦屋を利用する人は、出会いを通じて豊かな暮らしを作っていく。
ライフスタイル書店とは、何か。会社がこの先創造したい事業の形をはっきりと見せてくれるコンセプトムービーです。
2.【JR東日本】コンセプトムービー「BE CREATIVE」
JR東日本のコンセプトムービーは、「BE CREATIVE」という文字のもと、電車がつなぐ人や場所、体験の広がりを見せてくれます。
次々と映し出される各路線のホームと電車。その電車が目指す先は、日本古来のお寺や四季の風景です。電車がただの乗り物ではなく、旅行や出張といった人の思いを乗せた移動に欠かせないものというメッセージが伝わってきます。
ナレーションは一切なし。登場するJR東日本の社員やかかわる人々の表情が際立つ後世となっています。
3.株式会社ベルク採用動画 ～働くプライド編～
関東地方を拠点にスーパーマーケットを展開する株式会社ベルクの採用コンセプトムービーは、地域の人の生活を豊かにしたいというメッセージが表れています。
食品という健康の基盤になる商品で、お客様の幸せを支えること。それは、同社で働く人々に共通するプライドです。
店舗に立つ販売員から、生産者とかかわるバイヤーたち。
暮らしに欠かせないスーパーマーケットの裏側を支える従業員の笑顔から、働くやりがいを感じられる採用コンセプトムービーです。
4.【採用動画】 朝日建設株式会社 コンセプトムービー
舗装・土木から、住宅改修まで、富山に根差す朝日建設株式会社のコンセプトムービーです。
静かな朝の情景で始まる街の風景。映し出される暮らしにある、道路や住宅。
人々が当たり前のように歩いている「道」を、事業の一つでもある「道」とつなげ、社員の働く想いを紹介していきます。
ライフラインから富山を暮らしを豊かにする。ふるさとや地域への想いをきっかけに、働く場所を考えさせてくれる採用コンセプトムービーといえます。
5.PERSOL（パーソル）｜採用コンセプトムービー「Behind the Workers ～ビハインド・ザ・ワーカーズ～」
派遣事業を展開する株式会社PERSOLの採用コンセプトムービーは、事業に直結する「働く」をテーマとしています。
登場人物がつながるように紹介され、5人の人々の仕事や働く理由が紹介されます。
新しい会社に就職したばかりの新入社員、心機一転別の企業に転職した男性、本業と副業の両方に熱心に取り組む事業主。それぞれの仕事への想いは多彩です。
共通しているのは、働くことを通じて豊かな人生をつくっていくこと。
そんな人々の働き方を支えている強い想いと誇りが、コンセプトムービーから伝わってきます。
まとめ
見る人にインパクトを残す採用コンセプトムービーは、中心となるメッセージがはっきりとしています。
蔦屋書店は、従来のイメージとは異なるこれからの事業の在り方を、最先端の店舗の紹介から映し出しました。
ベルクや朝日建設株式会社は、人々の暮らしと地域の存在を支えている喜びを伝えることで、働くやりがいを発信しています。
パーソルの採用コンセプトムービーからは、働くことそのものへのリスペクトを感じることができます。
自社の重視する方向性や、価値観を切り取り、関連する要素を動画で表現することで、より際立った採用コンセプトムービーを作成できます。
