おいしさが伝わる!お菓子・飲食店・食品のブランドムービー

甘い匂いや油のはじける音。
「おいしさ」は味覚だけで感じるものではありません。
お菓子の色彩や調理中に感じる温度。人は五感を総動員して、食べ物を味わっています。
飲食店や食品のブランドムービーは、視覚と聴覚でおいしさを味わうエンターテイメントです。
今回は、短い時間で見る人の食欲を刺激し、思わず食べたくなってしまうお菓子や食品に関係するブランドムービーをご紹介します。

 

 

目次

1)生どら焼き専門店「DOU(ドウ)」ブランドムービー

2)バターサンド専門店 PRESS BUTTER SAND ブランドムービー

3)築地銀だこ ブランドムービー

4)ほっともっと(ブランドムービー)

5)~さくら棒ができるまで~ 三島食品&OFUYAブランドムービー

6)キツネとレモン コンセプトムービー

7)本格バタースイーツ専門店 バターステイツ[BUTTER STATE’s] 誕生。

8)フェアリーコットンキャンディ ブランドムービー

9)健康のど飴ブランドムービー

10)おからから、変えていく。|OKARATブランドムービー(Full)

まとめ

 

 

1.生どら焼き専門店「DOU(ドウ)」ブランドムービー

強烈にはじける、和太鼓のような音で始まるのは、生どら焼き専門店「DOU(ドウ)」のブランドムービーです。
ふんわり香ばしく焼き上げられたどら焼きの生地の茶色と、あんこに使われる小豆の赤が目を惹きます。
調理の過程で、形がかわっていく小豆。つややかな光からはねっとりとした甘さが思い浮かびます。
そしてふんわりと泡立つ生クリーム。なめらかな白い輝きは、口にいれた瞬間に溶ける濃厚な香りを思い出させてくれます。
全体像を映さず、あえてお菓子を「組み立てる」調理過程にクローズアップすることで、パーツの味が引き立ち、さいご口に入れた瞬間広がる味わいを体験してみたくなる動画です。

 

 

2.バターサンド専門店 PRESS BUTTER SAND ブランドムービー

バターサンド専門店 PRESS BUTTER SANDのブランドムービーは、お菓子の「おいしさ」のパーツを分解し、丁寧に描写することで商品の味を伝えています。
雪のふる北海道を思わせる真っ白な小麦粉、濃厚な卵。味の土台になるのは、上質な素材です。
そして、舞台は変わり東京。バターサンドの計算しつくされたサイズとデザインに、作り手のこだわりを感じ胸が高鳴ります。
絞り出される生クリームとキャラメル。サクッと響く音から溶け出す濃厚な甘さ。丁寧に梱包された紙袋の音。
誰か大切な人のお土産に。自分へのご褒美に。丁寧な動画の演出から、いつの日か買いに来たいと印象づけてくれるブランドムービーです。

 

 

3.築地銀だこ ブランドムービー

威勢のよい「いらっしゃいませ」の声と、耳に心地よく響く油のはじける音。
画面から熱気が伝わってくるのは、築地銀だこのブランドムービーです。
お店の前で注文したたこ焼きを待つ。その笑顔になるまでの楽しみな瞬間を、動画から感じることができます。
丸く包まれるたこ焼きにあわせて、紹介されるのはお店の歴史です。
銀だこが多くの人に愛されてきたことがわかります。
単純な店舗の紹介だけでなく、たこ焼きの調理される音と絵をはさむことで動画にシズル感が増します。
企業のおいしさへのこだわりを伝えつつ、たこ焼きの味を思い出させてくれるブランドムービーです。

 

 

4.ほっともっと(ブランドムービー)

音と食事の風景にフォーカスしたほっともっとのブランドムービーです。
唐揚げがカリっと揚がる音、野菜炒めのはじける油、魚に火が通る熱、そしてふんわり炊き立てご飯の湯気。
心を込めてつくられたお弁当のおいしさが、音と絵から伝わります。
そのおいしそうな食事を囲むのは、食べる人の笑顔です。
一連の流れから、愛情込めて作られるお弁当のあたたかさが感じられます。

 

 

5.~さくら棒ができるまで~ 三島食品&OFUYAブランドムービー

伝統食品である昔ながらの麩菓子を紹介するブランドムービーです。
独特の触感や味を伝えるため、麩菓子の製造過程を映し出しています。
職人の手仕事で丁寧につくられる麩菓子。ふわふわとした柔らかさが画面から伝わってきます。
透き通った水、丁寧に焼き上げられた麩菓子はまるで空気のような軽やかさを含んでいます。
さっくりとはじける音に、こだわって作られた日本の味を食べてみたくなる動画です。

 

 

6.キツネとレモン コンセプトムービー

モロゾフのお菓子「レモン」にまつわる想いを物語にしたコンセプトムービーです。
好きなものを思い浮かべながら、うとうとしてしまうキツネ。
その夢のなかで出会ったのは、今まで見たことのない黄金色のお菓子。
お菓子に込められたロマンを、絵本風の物語で表した素敵なコンセプトムービーといえます。

 

 

7.本格バタースイーツ専門店 バターステイツ[BUTTER STATE’s] 誕生。

本格バタースイーツ専門店の宣伝動画は、あえて音を使わない演出。
オーブンのなかでクッキー生地が溶ける様子からは、良い匂いが漂ってきそうです。
完成形のクッキー缶を見て、思わず欲しくなる動画といえます。

 

 

8.フェアリーコットンキャンディ ブランドムービー

フェアリーコットンキャンディのブランドムービーは、スローモーションの効果を上手く演出しています。
いままでに見たことのないポップで可愛い綿菓子を食べたときの子どもの笑顔を瞬間的に捉えています。
ブランドのテーマカラーと動画の色合いもマッチしており、商品の雰囲気がうまく伝わります。

 

 

9.健康のど飴ブランドムービー

カンロが展開する健康のど飴のブランドムービーでは、のど飴に使われた素材を紹介しつつ、「自分をいたわる」という商品のコンセプトを伝えています。
植物ややわらかい光から、優しさが伝わるブランドムービーです。

 

 

10.おからから、変えていく。|OKARATブランドムービー(Full)

おからの新しい使い方を提案しているブランドムービーです。
シリアルやパスタの具材、ちょっとしたときのスナック、ドーナッツなど、色々な形に使われるおから。
おからの栄養素をアピールするのではなく、おいしさを画面で紹介することで、食べてみたいという気持ちにさせてくれるブランドムービーといえます。

 

 

 

まとめ

聴覚と視覚は、味を楽しむ大切な五感です。
紹介するお菓子や食べ物の切り取り方次第で、視聴者に与える印象を変えることができます。
DOUのブランドムービーでは、どら焼きという昔ながらの食品が作られる過程を、DOUならではの形で見せることで、新しいおいしさを感じさせてくれます。
また築地銀だこのように、会社紹介に合わせて商品の調理する音や絵を挿入すれば、より一層企業に親しみを覚えます。
耳からの情報と目から入る情報を巧みに組み合わせることで、実際に食べる以上に味への興味を引き立てることができるでしょう。