購買意欲を刺激するマンションプロモーション動画のススメ

人生で一番大きな買い物とも言われる住宅。
大きな買い物だけに購入者は、多数の戸建てやマンションから、自分たちに合った物件を探します。ウェブサイトやチラシ、駅看板など様々なプロモーションによって、購入希望者は情報を得て、実際に足を運びます。
そのプロモーションでどれだけ印象づけられるかで、足を運んでもらえるかどうかも決まってきます。
今回は、マンションのプロモーションの中でも映像に的を絞り、事例をいくつか紹介したいと思います。

 

 

目次

ラ・トゥール

ルフォンリブレ木場

芝浦アイランドブルームタワー

阪急不動産のマンション<ジオ> コンセプトムービー

ザ・ヒルトップヴィラ ルネ追浜 〜マンションギャラリー〜

まとめ

 

 

ラグジュアリーなホテルのような高級賃貸マンション
ラ・トゥール

落ち着いた音楽とともに動画がスタートします。静かなリゾート地のような場所を背景にエントランスをくぐりドアを開けると、まるでコンシェルジュやセキュリティが常駐するホテルのようなフロントが映し出されます。広く美術館のようなエントランスエリアや内庭、ガラス張りの内廊下を見ているとマンションではなくホテルにいるような感覚にさえなってしまいます。
後半は外観や部屋からの夜景が紹介されています。
このように動画の大部分でマンションのコンセプトをアピールすることでたくさんの説明をすることなくお客様を惹きつけることが可能になります。

 

 

コンセプトをしっかり伝える動画
ルフォンリブレ木場

動画の最初にマンションのコンセプトを表示しています。「”ありのまま”に都市を生きる歓び」というコンセプトに合わせ、マンションの立地だけでなく日常の暮らしや休日の提案をしています。各都市へのアクセスの良さをアピールすることでコンセプトを繰り返し伝えています。
さらに間取りや各設備の紹介とともに購入後の生活をイメージさせるインテリア写真なども紹介したバランスの良い動画になっています。

 

 

周辺の風景を中心にじっくりと紹介している動画
芝浦アイランドブルームタワー

ゆっくりとした動きでマンションの周辺風景からエントランスに入りエスカレーターを上がると落ち着いた雰囲気のフロントが目に入ります。さらに進むと大きなガラス張りの開放感にあふれるエントランススペースが広がります。さらにこのマンションの大きな魅力である31階のパティオやラウンジが紹介されています。お部屋の映像は出てきませんが、マンション全体の設備や周辺の様子だけでこのマンションの魅力をお客様に印象づけられる動画です。

 

 

25周年に合わせて今までのマンションをまとめたコンセプト動画
阪急不動産のマンション<ジオ> コンセプトムービー

25年の間に作ってきたジオシリーズのマンションを最初に紹介することで信頼感が強まります。また、どこかで見たことのあるマンションが動画で流れることでお客様の安心感を得ることができます。夫婦とお子さんの家族が暮らしているイメージを入れることでこのマンションが安心して暮らすことができると想像させてくれる動画です。

 

 

まずはマンションギャラリーの紹介からでも
ザ・ヒルトップヴィラ ルネ追浜 〜マンションギャラリー〜

マンション自体の紹介動画だけでなくマンションギャラリーの動画を作成することも効果的です。これから建築していくマンションを購入することを考えているお客様は、まずマンションギャラリーにいらっしゃいます。そこでどのような間取りなのか、どのような設備があるのかを確認したり実際に家具の置かれている様子をみて自分たちの暮らしを想像します。
そのマンションギャラリー自体も動画で紹介することで実際に行って見てみたいという気持ちを持っていただくことが目的です。

 

 

まとめ

動画でプロモーションすることで、ホームページや紙媒体よりも臨場感を与え、また想像力を刺激することができます。
「もし、自分がこのマンションに住んだら、こんな生活が待っているだろう。」
このようなイメージしやすくさせるのは動画の魅力のひとつです。
また、suumoによるとマンション購入時における決め手として、価格 > 生活環境が良い > 教育環境が良い という条件がTOP3となっているようです。
ちなみにここでいう生活環境とは、買い物施設が近くて便利といった商業的なことであり、そのため、周辺の商業的な環境や教育環境が良い場合は、動画内に入れ込むことでより確度の高い購入検討者を集めることに繋がると言えるでしょう。
マンションを取り巻く環境と建物自体の魅力を十分に伝えられるような映像の設計が必要です。