徳島・香川・愛媛・高知の4県を有する四国地方。美しい瀬戸内海の海や、香川のうどんは有名です。
地方には、まだまだ知られざる魅力が隠れています。地元民には当たり前だけど、そこに行かなければわからない自然や食材、そして地方ならではの暮らし方。
四国地方を魅力的にアピールしている映像をご紹介します。
目次
2. 【香川県】直島 極上のクリエイティブ
3. 【香川県】小豆島 極上のロマンチック
4. 【高知県】高知家2018 KOCHI グルメ編(小野大輔 VER.)
5. 【徳島県】ホントに都会じゃなきゃダメ?~サラリーマン編~
番外編【高知県】I Was Young – 爺-POP from 高知家 ALL STARS (G-POP from Kochi-Ke ALL STARS)
まとめ
1. 【香川県】直島 極上のクリエイティブ
うどんだけではない香川県。直島(なおしま)は、香川県に属する瀬戸内海に浮かぶ小さな島。
島の面積は、わずか14.22km²。総人口は約3000人。年間35万人もの観光客が、小さな島に訪れるのは、ここがアートの島だから。
水玉の赤カボチャに、見覚えのある方も多いでしょう。瀬戸内海の塩や海苔の名産品。日常の景色の中に、アートが溶け込んでいます。
中盤から紹介されるのは、直島のグルメ。カレーや限定品の地ビール。ご当地グルメは、観光客が「その場所だからこそ」訪れたいと思う理由の一つです。
「のれん」から「表札」まで、町のそこそこに隠れているアートも見逃せません。
歩き疲れたら、こだわりのコーヒーと手作りのケーキが楽しめる、古民家カフェで一息。
極上休日の名にふさわしい体験をイメージさせてくれる映像です。
2. 【香川県】小豆島 極上のロマンチック
うどんだけではない香川県、その2。直島と同じく、瀬戸内海に浮かぶ小豆島(しょうどしま)。オリーブの一大産地としても有名です。
まず、映し出されるのは、大自然の神秘。地殻変動や浸食により形成された岩。巨大な岩の石門に、大自然が持つエネルギーを感じます。
オリーブオイルだけではなく、古くからの醤油蔵も小豆島の魅力です。ここでしか食べられない「醤油プリン」は、どんな味か気になるところ。
潮が引いた時にしか現れない「エンジェルロード」。大自然の魅力とともに、島全体のアート作品にも惹かれてしまいます。
3. 【高知県】高知家2018 KOCHI グルメ編(小野大輔 VER.)
「グルメ」は、地方プロモーションに欠かせない切り口です。
養殖クロマグロ・高濃度のフルーツトマトを使ったパスタ・全国生産量ナンバーワンの高知ナスを使った料理の数々。ぎゅっとうまみが詰まった土佐の赤牛。そして、デザートには土佐文旦。
高知県佐川町出身の声優、小野大輔さんの力強い語り口で展開されるグルメの数々。思わずよだれを垂らしてしまうぐらい、引き込まれてしまいます。
4. 【徳島県】ホントに都会じゃなきゃダメ?~サラリーマン編~
徳島県のプロモーション映像は、都会との対比を描いています。テーマは、「VS東京」。
仕事があるから、都会だからという理由で東京に暮らす人に、徳島の魅力を突きつけます。
「仕事からの平均帰宅時刻」は全国1位。豊かな自然の中働ける「サテライトオフィス」は県内に33カ所。
家族と友人に囲まれて、仕事もしながら自由な時間を大切にしたい。そんな人に訴求する映像に仕上がっています。
番外編 【高知県】I Was Young – 爺-POP from 高知家 ALL STARS (G-POP from Kochi-Ke ALL STARS)
番外編として紹介するのは、高知県の「ご当地アイドル」。
グループ内の3人に1人が65歳以上という、平均年齢68.2歳の高齢者アイドルが歌う「I was Young」。
なんと、歌詞は前編英語。最後の「I am Young」のフレーズに、高齢化社会をポジティブに生きるパワーを感じさせてくれます。
まとめ
多くの人が知っている魅力以外の、隠れたアピールポイントを訴求出来るのが映像の魅力。
県全体のプロモーション映像以外に、直島や小豆島のような、小さな町や島にフォーカスを絞って映像を作成するのも、より見る人に興味深く魅力を伝えてくれます。
ご当地アイドルや、ゆかりのある声優を起用し、「音」と「ナレーション」に迫力を持たせるのも効果的な手法といえるでしょう。