人材採用会社のプロモーション映像

転職にあたり、30代~40代の世代の7割は人材採用会社を利用するといわれています。
しかし、利用する会社数はさほど多くなく、約4割が1社のみの利用にとどまります。
人材採用会社を利用する最大の目的は、求人情報の収集です。
そしてそれ以外に、企業とのパイプや交渉力、キャリアへのアドバイスといった、パートナー的な側面を求めています。
求職者が、利用したいと思える人材採用会社とはなにか。
今回は、転職を考える人むけに魅力あるプロモーション映像をご紹介します。

 

 

目次

1.リクナビNEXT新CM「ミュージカル」篇

2.マイナビ転職 宣言篇 60秒

3.エン転職CM 「クチコミ篇」

4.パソナキャリア「転職にパートナーを。」篇 30秒スカイダイビング

5. クライス&カンパニー 経営幹部採用支援

まとめ

 

 

1. リクナビNEXT新CM「ミュージカル」篇

大手のリクルートグループが運営する「リクナビNEXT」の動画は、求職者の支えになる存在というメッセージを打ち出しています。
転職を検討している人は、常に悩んでいる状態です。
適切なアドバイスを求め、背中を押してくれる人を探しています。
動画は、ミュージカル調で心に響く歌声にのせながら、転職のパートナーになれることを力強く歌います。

 

 

2. マイナビ転職 宣言篇 60秒

転職活動中の人の悩みに寄り添うのが、マイナビ転職のCMです。
生き方に正解なんてない、と思いつつも、現状を変えることに戸惑いを感じる人々。
満員電車に揺られ、この仕事でいいのかと自問する日々。
もっと頑張れば、努力すれば変わるんじゃないか。
いまある環境から抜け出せず、変えることが正しいのかと迷ってしまう。
そんな転職者の孤独を描きつつ、長いトンネルを抜けるまで寄り添うのが転職エージェント。
悩み抜いた先にある明るい未来を、トンネルから抜け出た光で表現しています。

 

 

3. エン転職CM 「クチコミ篇」

転職中の人がなによりも欲しいのが、求人情報です。
その期待に応えているのが、口コミの掲載にフォーカスしたエン転職のCMです。
見合った求人情報があるだけではなく、その会社がどんな社風なのか。
仕事はキツイのか楽しいのか。どんな人が働いているのか。福利厚生はどうなっているのか。
口コミからわかる会社の姿があり、そこに転職サイトの価値を見出す人がいる。
転職の際に、なぜこのサイトを使うのか。利用者のメリットをわかりやすく描いたCMです。

 

 

4. パソナキャリア「転職にパートナーを。」篇 30秒スカイダイビング

転職に頼れるパートナーが欲しい、その思いにダイレクトに問いかけているのが、パソナキャリアのCMです。
「転職は、ひとりでするものじゃない」
「ともに悩み、ともに進む」
「同じゴールをふたりで目指す」
頼れるパートナーである証明を、スカイダイビングのシーンで表現しています。
パソナキャリは、ほかにも同テーマでCMを展開。
テニス、シンクロナイズドスイミング、山登り、ピアノと豊富なバージョンがあるだけじゃなく、媒体に合わせた編集を行っています。
60秒、30秒、15秒、さらにYoutube等の広告で挿入しやすい6秒動画を作成。
多展開が可能なプロモーション動画です。

 

 

5. クライス&カンパニー 経営幹部採用支援

求職者だけではなく、企業の人事担当に信頼性をアピールしているのがヘッドハンティングを中心に展開しているクライス&カンパニーです。
ミドル以上のキャリアの採用に、企業は慎重です。
多額のコミッションを支払って、組織で活躍してくれる人材を採用できるのか。
動画では実績と取り組みを公開し、人事が抱く疑問を解消しています。
ただ求職者を紹介するだけではなく、対面の面談でのコミュニケーションにこだわること。
その組織のキーとなる人材はなにか。企業を理解すること。
資格を持ち経験を重ねたキャリアコンサルタントがいるからこそ、経営幹部候補採用のパートナーになれることをアピールしています。

 

 

まとめ

転職に、人材採用会社は絶対必要ではありません。
わざわざ利用するには、なにかしらの価値を見出しているからです。
1人では不安な背中を押してくれる。迷っているキャリアに、適切なアドバイスをくれる。リアルな人間関係だけではわからない、多くの口コミや情報を収集できる。
求職者からみても、企業の人事担当から見ても、孤独を支える転職のパートナーになってくれる存在であること。
そうしたメッセージを盛り込むことで、信頼できる人材採用会社だと印象づけられます。