人が商品を購入する理由は、価格や品質、馴染みのブランドかどうかなど様々です。
消費者を引き付ける魅力のひとつに、「モノへのこだわり」があります。
食品の味へのこだわり。洋服や小物の手触りへのこだわり。モノだけではなく、サービスに込めたこだわりを紹介することも、見る人にブランドの魅力を伝えることができます。
今回は、そんな商品やサービスのこだわりを表現しているブランドムービーをご紹介します。
目次
１）ビジネスレザーファクトリー ブランドムービー
２）ブランドムービー【THE WOODONE QUALITY】
３）radiko ブランドムービー「その音は、」 タイムフリー & エリアフリー篇 30秒
４）[サーモス] サーモスブランド ムービー THERMOS BRAND MOVIE [THERMOS]
５）大山乳業農協ブランドムービー（愛情編）
まとめ
1.ビジネスレザーファクトリー ブランドムービー
バングラディッシュと日本をつなぐ、ビジネスレザーファクトリーのブランドムービー。バングラディッシュの雄大な自然と、人がリズミカルに働く工場です。
同社のブランドは、「働くを楽しく」を応援するため、バングラディッシュの雇用創出を目的としてはじまったもの。
そのため、工場のシーンでは縫製を手掛けながら笑顔で働く社員の姿が印象に残ります。
遠く離れた土地で丹精込めて作られたものが、日本のビジネスシーンを彩っている。
次に革製品を買うときは、このブランドにしてみようと思わせてくれるブランドムービーです。
2.ブランドムービー【THE WOODONE QUALITY】
ニュージーランドで苗木を育て、家屋に利用する木材を扱うウッドワンのブランドムービーです。
ニュージーランドで30年かけて育つ上質な木材の姿を紹介しつつ、建築に使われる木材がどのように日本に届くのかを紹介していきます。
最初は小さな苗木が、時間をかけて大きくなる。伐採まで長い時間をかけるのは、持続可能な森林管理を行うため。
木を大切に扱うプロセスに、自然と共生する同社の精神を伝えてくれるブランドムービーです。
3.radiko ブランドムービー「その音は、」 タイムフリー & エリアフリー篇 30秒
スマホやパソコンでラジオが無料で聴けるradikoのブランドムービーです。ラジオが生活に溶け込む様子を、しっとりとした音楽とともに伝えています。
バスのなか、深夜の勉強机。夜の歩道、朝の空。時間と場所を超えて、背中を押したり励ましたりしてくれる音がある。
そんなラジオが人々に与えてくれる喜びを、再度気づかせてくれるブランドムービーといえます。
4.[サーモス] サーモスブランド ムービー THERMOS BRAND MOVIE [THERMOS]
家庭用のステンレス魔法瓶の製造・販売を行うサーモスのブランドムービーです。100年以上の歴史を持ち、どんな環境でも優れた断熱技術で温度を保つ同社の製品の魅力を伝えています。
映し出されるのは、雪の降り積もる森林。しんしんと降る雪のなかで作業する人。身を切るような冷たい氷にさらされる人。強い日差しが照り付ける太陽の下で汗をかく人。真っ白な雪に散る真っ赤な唐辛子。炎と火の粉に立ち向かう職人。
そんな厳しい作業の隣にあるのは、サーモスの魔法瓶です。温かいものを温かく、冷たさをそのままに。人に寄り添い、気持ちいいと心地いい「おいしさ」をくれるサーモスの魅力が伝わるブランドムービーです。
5.大山乳業農協ブランドムービー（愛情編）
大山乳業農協のブランドムービーは、生乳を生産する酪農家に焦点をあて、牛乳のおいしさだけでなく安心・安全の生産管理体制を伝えています。
朝5時からはじまる搾乳。厳しい条件で続けられるのは、牛への愛情があるから。映し出される牛のまなざしから、酪農家の牛にかけている愛が感じられるようです。
親子三代で家業を守る誇りが、おいしい牛乳を消費者に届けます。
まとめ
ブランドのこだわりとは、その企業が大切にしている精神から生まれます。
ビジネスレザーファクトリーでは、もともとの「雇用創出」と「働くを楽しく」のコンセプトをもとに、バングラディッシュの工場の様子をリズムよく伝えました。それにより、ただ品質の良いレザー製品を作るだけではない、ブランドとしての価値を消費者にアピールしています。
また、長年の歴史を持つサーモスでは家庭用品として使われる魔法瓶を、あえて厳しい環境で働く人々に焦点を当てることで、その価値をより強く伝えることに成功しています。
商品やサービスに対して、自社が何を重要視しているのか。それを突き詰めることで、こだわりを消費者に届けるブランドムービーが完成します。
