製菓系専門学校のプロモーション映像事例5選

製菓、製パンの仕事というのは、性別問わず、人気の職業です。一口に製菓と言っても、その中には色々な菓子の種類があり、作り方や技術も一朝一夕で学べるものではありません。製菓の業務を行いながら経験を積むという事もできますが、やはり専門的な事はしっかりと学校で学んでから仕事に就きたいという人も多くいることでしょう。製菓系の専門学校は、どのような環境でどのような事が学べるのかをアピールする必要があり、その方法の一つとしてプロモーション映像を用いる事は有効な方法です。
今回は、そんな製菓系専門学校のプロモーション映像をいくつかご紹介していきます。

 

 

目次

1)辻製菓専門学校

2)神戸製菓専門学校

3)日本菓子専門学校

4)赤堀製菓専門学校

5)国際フード製菓専門学校

まとめ

 

 

1)辻製菓専門学校

辻調グループが手掛ける辻製菓専門学校は、和菓子、洋菓子、パン等それぞれ専門の講師から専門的な技術を学べる事が魅力の学校です。
動画は小気味良いギターサウンドのBGMから始まり、それぞれの実習の様子を写し出しています。実習をしている生徒の人数が多いと実際に実習する際に順番待ちになってしまったり、先生からの助言を受けにくくなってしまう事が懸念されますが、実習は少人数のグループ毎に別れて行い、それぞれのグループに先生が付いて細かく指導している様子が伺えるので、一人一人がしっかりと指導してもらえるという事もアピール出来ています。
試食のシーンでは、お菓子作りを楽しみながら学べている様子が伝わってきます。

 

 

2)神戸製菓専門学校

神戸製菓専門学校は、製菓本科、製菓衛生師科、製パン本科、お菓子本科の四つのコースがある専門学校で、お菓子本科のみが夜間コースになっています。
映像の出だしから実習の風景が写し出されており、和やかなBGMであるにもかかわらず、生徒の表情が真剣そのものである事が印象的です。画面の下端にテロップが流れる事があり、大事な情報ではあるのですが、画面を隠さずに文字で情報をアップ出来ているので、シンプルで見やすいところも良い点でしょう。
実習中はどの生徒も常に集中している様子が伺えますが、試食の時間等は先生も交えて笑顔が溢れているところは見ている側も安心でき、ここに通ってみたくなるのではないでしょうか。

 

 

3)日本菓子専門学校

日本菓子専門学校は、製菓技術学科、製パン技術学科、ハイテクニカル学科、通信教育過程の四つのコースがあり、通信教育過程でも卒業と同時に資格を取る事が出来ます。また、ハイテクニカル学科は、日本菓子専門学校の卒業生を主な対象とした、さらに高度な技術を学ぶ為の学科です
映像は学校の外観から始まり、色々な実習の様子を細かく繋ぎ合わせて切り替えて流れていきます。生徒の言葉等、テロップが右から左に流れ続けるので、聞き逃した情報はテロップを追えば確実に得る事が出来ます。
実習は一テーブル三人制であり、他の学校と比べるとかなり少人数での実習となるので、一人一人が出来る実習、出来る時間が増えるという事はとても魅力的です。また、それを他の学校と比べて選んだであろう生徒の口から聞ける為、今学校を選んでいる人からすれば、その情報がとても信憑性のあるものに感じるはずです。

 

 

4)赤堀製菓専門学校

赤堀製菓専門学校はカフェスイーツとカフェ運営に特化した学校で、和と洋をうまく組み合わせて新しい物を作っていく所が魅力的な学校です。パティシエ科とカフェビジネス科があり、映像では生徒同士で店員と客の役割を交代で行うスクールカフェの様子が写し出されています。
実際のカフェ運営ではオーダーの取り方や提供の仕方、お会計やお客様の流れ等、前もって計算していた通りにはいかない事が多く、このように実際に自分達の手でカフェをオープンする事で初めて気付く事もたくさんあります。映像でははじめからうまくいっているわけではなく、戸惑いながら緊張した表情で実習を行っている様子が見られますが、徐々に楽しみながら肩の力を抜いて行えている様子もあり、繰り返しスクールカフェを行う事で成熟していくという事が感じられます。
製菓技術だけでなく、カフェで働くという事を第一に考えている人にはこういった実習の様子が見られる映像はとても魅力的に写るのではないでしょうか。

 

 

5)国際フード製菓専門学校

映像ではまずそれぞれのコースの違いを説明しており、同じコースでも一年制と二年制がある為、一年制では何を学び何を目指すのか、二年制は一年制と比べて何がプラスされているのか等を分かりやすく説明してくれています。早く就職して現場で技術を学びたい人、専門の事をじっくり勉強し確実に能力を高めたい人、それぞれが自分に合うのはどのコースか映像を見るだけでも考えの参考になるはずです。
生徒へのインタビューでは一年制と二年制のそれぞれの生徒が自身の考えを話しており、コースで悩んでいる人には自身と同じような考えを聞けると励みになり、自信を持つきっかけにもなります。
画面下部にはテロップが表示されており、ナレーションでは詳しく説明されていませんが、各コースで取れる専門の資格等が表示されており、コースの説明という点ではかなり情報量の多い映像になっているのではないでしょうか。

 

 

まとめ

製菓系の専門学校では、授業の多くを実習の時間が占める事になります。その実習は学校によって使える設備や器具が異なったり、生徒の人数や指導体制等も違う為、どのような環境で学べるのかは学校を選ぶ人にとってはとても重要な情報になります。
プロモーション映像ではその実習の風景を写し出している為、ホームページや資料では分からない具体的な様子や雰囲気を知る事が出来るのが最大の利点ではないでしょうか。また、インタビュー形式で実際の生徒の声を使う事は信憑性が増す為有効な手段です。
学校を選ぶ人が具体的に気にしているそういった点をうまく表現できれば、関心を集め生徒の獲得に繋がるはずです。